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ある高校の野球部の監督が
暴言、パワハラで解任されたというニュースを見た
指導者による体罰や暴言
悲しいことだが
なかなかこのような不祥事は無くならない
勝利至上主義がいきすぎた結果とか
自分も学生時代にそのように指導されてきたからとか
原因は色々あるんだろうが
絶対にダメ
“完璧な人間はいるはずないのに、自分は完璧だ、間違うわけがない、何でも知ってるぞ、と思ったら、それこそ最悪だよ。昔のソクラテスさんも言ってる。”
『逆ソクラテス』っていう小説に出てくる言葉
ソクラテスという人は古代ギリシアの哲学者で
「無知の知」を訴えた人
学生時代に習った記憶を辿れば
無知の知とは「知らないということを自覚しなさい」という考え方
知らない自分を知ること(自覚すること)が真理へのスタートだと・・・
ソクラテスによれば知らないことに無自覚な人ほど怖いものはないという
常に自分はまだまだだという謙虚な気持ちがあれば
偉そうに振る舞うことはないんじゃないかと思う
選手だけでなく
指導者も探究心と向上心を持ち続けないといけない
ソクラテスの考え方を完璧に知っているわけではないが
逆ソクラテスになってはいけないな・・・
指導をやっていると思い通りにいかなくてイライラすることもあるが
自分に矢印が向くと自分も選手も成長につながる
こんなニュースが報道されるたびに反省する
『逆ソクラテス』という小説は
“先入観は敵”というのがテーマ(多分)
先入観を持たず
子どもの可能性を信じて指導していきたい
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