そりゃね。
ジュニアユースの指導をずっとやってたわけじゃないけどね
子どもたちのサッカーに関わって20年くらいにはなるわけですから
初めて宮崎と練習試合をした半年くらい前に
けっこうな差があるなぁとはわかっていましたよ
けど、その時も、先週の練習試合でもなんとなくそれなりにサッカーっぽいスコアになり、勝てはしないものの僅差の負けとか引き分けとか
勘違いしてしまうような結果が出ていて、それは昨日の1試合目もそうで
すんげーミドルシュートが決まって終わってみれば2-3
なんか宮崎からすれば違和感のある結果だろうなぁと思っていたけど
最後の試合は実力通りというか、これまでの鬱憤をはらされるかのようにフルボッコにされた
ハーフタイムで戦術的な要素を伝えるものの
劇的ビフォーアフターのようにはいかず
ただひたすら耐える後半になり、最後は体力も集中力も切れちゃって連続失点で終了
戦術的要素で後手を踏んでる指導者的反省点も当然大きいけども
ただシンプルに頑張りや意地が足りないという面も大きく感じた
相手は宮崎県の代表として九州大会に出たチーム。
絶対に負けねー!試合にも1つ1つの局面にも!
ってプライドのようなものがないと厳しいと思う
あれ?
うちだって、鹿児島県の代表として九州大会に出たんじゃなかったっけな?
その経験が今につながってるんかな?
試合後に大敗したメンバーに
「ほら。見てみろ。お前たちをボッコボコにした宮崎のメンバーが、さらに努力して筋トレをしてるぞ。となりで一緒にやってこい」
と、伝えて様子を見ていたものの
やってるのは2~3人くらいかな・・・
他のワイワイ楽しそうに喋ってる子たちを見て、
大敗の直後にそうなるのは、サッカーへの向き合い方に問題があると感じ
最後のミーティングでいつもより長く話をした
負けたことより、大量失点したことより、サッカーへの意識の高さで大きく負けてることが、何よりも悔しいと。
全ては日常!と伝え続けてはいるけど、なにも届けてやれてないのが悔しいと。
そこでも
あからさまに「またこんな話かよ。うぜー」ってのがでちゃう子もいれば
目が変わって引き締まった顔で話を聞く子もいる
この時点で子どもたちの目が揃ってないことに、これから先への不安があるが
キリッとした顔で聞いてくれてた子が先頭に立ってチームを変えてくれることを願う
やらなきゃいけないとわかっている子はいるんだけど
悪い方、楽な方に流されて、引っ張っていける存在がいないのがこのチームの弱みかなと思う
『暑い、きつい、だるい、マジもう無理』
って、これから先、高校サッカーでも当たり前のようにやってくるよ。
そんな中でも自分自身で奮い立ち、振り切れて頑張れるライバルは必ず出てくるよ。
「楽」を積み重ねる自分よりも、「きつい」を積み重ねた自分の方が、きっと将来の選択肢は増えると思うぞ~。
やんねーやつは知らねー。って割り切れるなら楽だが、それは仕事放棄だと自分は思うし、
短期間の担当の中でも、この子たちがまとまった時のすんごいパワーは何度も見せてもらっている
いかなる時もそのパワーを引き出せるように、頑張っていかないとな。
朝からの偏頭痛が、薬を飲んでも効き目なく、夜の予定はパスすることになった。
んで21時には就寝して、今朝はめっちゃ元気
2日間くらい睡眠入院したいくらいだけど、そうも言ってられないしね。
いよいよ夏休み突入!
スタッフみんなで乗り切るぞー