今日で最後になってしまうかもと、起きた瞬間に気合いが入った10月19日
ソレッソ鹿児島ジュニアユースの高円宮杯県予選
勝点15が必要な残り5試合からの逆転昇格とこの県大会出場を勝ち取った
根拠はないが、今のこいつらならやってくれるんじゃないかと感じながら大雨の高速を走って向かったが到着する頃には暑すぎる快晴に。
初戦はクラブユースチャンピオンの飛松FC
そりゃ〜1部リーグで勝負して、そこで上位に入ったチームが出てくる県大会なわけだから苦しい場面の連続でしたよ。
自分が見た2部ラスト5試合とは全く逆の試合展開でボールを握られる握られるニギラレル・・・
相手はグッドチームだったと思います。
けどね。
やっぱチームスポーツの面白さというか、ノッテル時のチームはうまくいくという運の要素もあり
そんな展開でエースのショウマと、「最終節までノーゴールですがなにか?男」のリュウガのゴールで2-1とリード
その後も押し込まれる苦しい展開だったが残り10分のクーリングの時に、キャプテンのレノが
『もう内容なんてどうでもいいんだ!絶対勝つぞ!!』
ってデッカい声で言ったのは心が痺れた。
これをね。100%肯定するというのは指導者として少し違う気もするんだけども
それだけこの試合にかけてる
絶対勝つ!!!
っていうのはみんなに伝わったと思う
内容でいえば男前な試合ではなかったが、試合終了の笛は、マジで気持ちよかった。
ただ、この疲労度で、90分後のキックオフの相手が鹿児島ユナイテッド。
叩きのめされてペッチャンコになって終わりっていう可能性もあるんじゃね?
と心配はしたが
3年生の意地を感じることのできるいい試合ができたんじゃないかって思う
後半、0-3までスコアが開いてしまったが、最後の最後まで1点を取りにいく勇敢な姿を見せてくれた
ただ2発目のジャイアントキリングを起こすのは日程的にキツかったかな。
試合終了後に泣きじゃくる3年生たちを見て、勝たせてやりたかったってのは当たり前に思うんだけど
なんか本当に『ありがとう』って感覚になった。
いや。ほんとね。言っちゃえばですね。
【もう退部しようか相談件数No. 1世代】ですからね(笑)
その度にスタッフで話をして、本人と話をして、保護者さんにも協力してもらって〜っていう苦労話も思い出し
よくここまで続けてくれて、ちゃんと1部昇格も決めてくれて、最後の最後に泣ける試合をしてくれて
って感謝の気持ちが溢れてきました。
担当でもないのに勝手に泣きそうになって、歳をとった自分の涙腺がイヤになりましたよ(笑)
6年生の時に担当していた代で、セトグチを初めて県大会ベスト4へ連れて行ってくれた代であり、フジパン県大会が中止になった代(あの時は暴れたなぁ笑)
腹黒副部長のチームより元気なお父様と一緒に2名
自他共に認める(?)クセモノ監督(笑)のチームより4名
そして、高みを目指し部活から1名
ジュニアから上がって残ったのが5名
12名という少ない人数ではあったが
この子たちの最後の試合を一緒に戦えて、本当に良かったと思います。
月並みの言葉ではありますが、まだまだ終わらないサッカー人生
この1〜2ヶ月でグンと伸びたのは、それまでの苦しみながらも歯を食いしばって積み上げた過程があったから。
この経験をこれからの人生にいかしてほしいなって心から思います。
3年生!お疲れ様(ひとまずね)
保護者の皆様。本当に本当にありがとうございました。これからの子どもたちの活躍を心より願ってます!