ゴホン。
まだまだサッカーは続くし、指導者は続くんだけどこの時期あるあるの懐かしむシリーズを。
ふと街を走ってたら(車でね笑)卒業式の感じを見かけたんですよね。
そうなんです。
ソレッソ鹿児島の1期生として卒団していった子たちが高校卒業を迎えます。
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彼らが5年生の9月に自分が指導者として高みを目指したいと、ソレッソ鹿児島の指導者になることを決意し告げ
そこから親子で話し合い、7人が瀬戸口に着いて行こうと決めてくれて6年生の1年間を共に戦ってくれました。
その頃はまだバスもなくて保護者さんたちもいきなり環境変わって本当に大変だったと、ご苦労かけたと思います。
自分を信じてソレッソでサッカーすると決めてくれた子どもたち保護者のために必死こいてやったんですが
結果だけでいうと県大会は1つも勝てず、全て初戦敗退。
その頃はソレッソ熊本と練習試合なんてほぼやることなくて、同じ大会に出場できる絶好の機会である夏の綾フェスではFにフルボッコ。
その頃は広川さんと話をしたり、電話するなんてこともほとんどなくて雲の上の人みたいな感覚だったんだけど
綾フェス解散のタイミングで帰り際に
『指導者ってのは悩み続けるもんだな』って声をかけてもらったのを覚えてる(本人は絶対覚えてないのに100万円賭けれるけど笑)
12月からシオンが入ってくれ最後の県大会こそ!って迎えたフジパンも1回戦でPK負け。
牧之原だったよなー。
グランドで子どもたちと泣いたのは指導者人生で多分2回目。
悔しくて申し訳なくてですね〜。
きっと子どもたちは覚えてないし、覚えてなくて良し(笑)
そんな激負けの1年で、セトグチ=ハズレのコーチというレッテルを貼られていたのも分かってたけど
どう思われてるかなんて重要ではなく、強いからとか弱いからとか関係なく、とにかくこの子たちのために自分ができることを全てやると思って走った1年だったと思います。
卒団式のあとにあるお母さんからお礼のメッセージが届いたんだがその中に
「今年は瀬戸口さんにたくさん謝らせてしまってすみませんでした」
ってそれ見てまた泣けました。
そんな昔を思い出すことで、本当にたくさんの人に支えられてやってこれてるなぁと実感するところです。
ちょっと昔話が長くなりましたが
あっという間に中学と高校の6年間が終わったね。
何人かは進路について聞いてはいるけど、旅立ちまでに会いたいなぁと思ってます
この子たちがいてくれたから今のソレッソ鹿児島があるのは間違いない!
一生懸命頑張っても結果が出ない辛さやもどかしさは自己の芯を強くしてくれたんじゃないかと思う。
高校までサッカーを最後までやりきってくれたのは芯の強さの証明だと思う。
保護者さんへは感謝してもしきれません。
お前たちが大人になった時に
「子どもの頃、めっちゃ熱く真剣に向き合ってくれた大人がおったなー」って思い出してくれたらいいなって思って一生懸命にやったぞ。
でもね。勝てなくてマジごめん!
乾杯!!
って泣きながら酒飲めそう(笑)
あ。まだ18だから飲酒ダメなんだっけ?
え?成人は18?
よくわかんないけど健康診断の結果が気になるからお酒はやめとこう(笑)
卒業おめでとう!
君たちの未来に幸あれ!!
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