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オフの日の今日は
色々と観たり、聞いたり、読んだりを
その中でも、PIVOTで聞いた為末大さんの話が興味深かった
陸上の世界で
オリンピックに出ることができる選手とそうでない選手
インターハイで優勝するけどそれ以降の伸びがない選手とそれ以降も伸びる選手
そんな選手の違いを分析した時に
傾向として
(あくまでも傾向として)
幼い頃からエリート街道を走っている選手と
のちに強豪校や強豪チームに入った選手では
“最後のひと伸び”に差が出るらしい
(逆だと思っていたが、、、最後のひと伸びがあるのは後者らしい)
その違いはなんなのかってことを考えていくと
「型」を作る前に
「遊」があったかどうかの違いではないかと言っていた
これは『熟達論』っていう本にも書いてあったが
9秒台の選手と
もう少しで9秒台の選手
の筋力などにはほとんど差はなくて
違うのは
”全身の連動のスムーズさ”や”自分の力を抑制せずに全力を解放できるか”
みたいな差らしい
そのスムーズさや全力を出すベースが
型をつくる前の「遊」で形成されるとのこと
とても興味深かった
「遊」というのは
面白い、不規則生がある、夢中でやってしまう
ことらしいが
鬼ごっこで鬼に捕まらないように、「とにかく全力で逃げる」とかそんな感じだと思う
最初からガチガチにフォームを固めて、全て教えてしまうことは
効率がいいけど、最終的に幅が出ないらしい
きっとそれは陸上の世界だけではなく、サッカー界も同じだと思う
ゆとりがあるキッズ年代のうちに
意図的に「遊」を経験させておかねばと感じた
将来のことを考えるとやることはたくさんある
きっとサッカー以外の運動を経験することで
技術の習得や体力の向上、力を入れたり抜いたりが上手くなるんだろう
「不規則さ」を「意図的に」
相反するようだけど
トレーニングに取り入れていかないとな
守・破・離
という言葉があるが
守は「型」を作る段階
まずは、それが大事だと思っていたが
その前段階にも関わることで、将来を変えることができる
ベースが高いと、その上に乗ってくるものの高さも必然的に高くなる
関わるものの責任は大きい
未来に触れている自覚を持たねば!!

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