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代表戦後のコメントで、ネットの記事に目を通していると、小林選手が興味深いコメントを残していた。
「自分としてはタメを作ったり、あえて少し遅らせる事もある。でもそれが、『遅い』とか『遅れた』と監督が見ているなら、ただのズレになってしまう。」
うちのチームは、よくプレッシャーが速いいと言われる。
一方でプレーが荒いと捉えられているかもしれない。
それが、もっとプレッシャーの速いチームの監督さんが見れば、遅いと捉えられ、ボールへの厳しさが足りないと思われるかもしれない。
結局、それぞれが「主観」の中で物事を判断する。
当たり前だが。
特に、サッカーのように判断が重要になるスポーツ、数値化できない部分がたくさんあるスポーツにおいては、この「主観」のズレは多分に出やすい。
ある人からは評価され、ある人からは否定される。
そんなもんだ。
話が、戦術的になればなるほど、個の考えは否定に近づいていくのかもしれない。
努力の方向性も、変わってくるのかもしれない。
かと言って、戦術を否定する事はできない。
ゲーム分析が当たり前の時代になり、チームが勝つためには戦術的な目は必要だし、監督の手腕はそこで評価される。
それは、「結果」が出て、はじめて。。。
個はどうすればいいのか??
誰が見ても否定できない圧倒的なパフォーマンスを見せるしかない。
監督が思い描く絵、プラスアルファのものを常に描く事が必要だ。
戦術的に役割をこなせずとも、それ以上のものをやってくれれば否定する余地はない。
戦術的に役割をこなせて、なら200点だ。
そこまでやれれば、個の考えは、否定に近づく事もない。
誰でも、考える視点が似ている者と話す時は気持ちいいもんだ。
実は、それが正解かどうかも分からないのに(笑)
だから、色んな考えを聞き入れる勇気も必要になってくる。
そして、幅を広げていく必要がある。
答えがあれば簡単なのにな。。。
そこに向かって努力すればいいんだから。
テストの点数みたいに分かりやすい指標があれば助かる。
サッカーにおいては、やっぱり結果になるのかな。。。
勝つ、負ける、点とる、アシストする、失点しない・・・。
考え出すと堂々巡りになってしまう(笑)
まとめると、、、
「主観」のズレはあらゆる所で生じる。
それを否定で済ますのか、自分の成長の種にするのか?
後者でありたいし、子ども達にも後者であって欲しいと思う。
「お父さんすかん」と言いはじめた娘にも、お父さんの言葉を聞き入れる勇気を持って欲しい。
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