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「チームの中で輝く個」、「個が輝いているチーム」。
「ワン・フォー・オール。オール・フォー・ワン」と近い感じがする。
言葉だけ聞くと何か格好いい。
メンタリティーの部分として読み取ると、素晴らしい精神だなと感じるが、
プレーの観点から、この言葉を達成しようとするととても難しい。
例えば、個の技術的な部分(簡単にいうとボールを持ってるオンの状態)だけにフォーカスしたトレーニングを繰り返す。
すると、少しずつ技術的な部分は成長していく。
例えば、戦術的な部分(簡単にいうとチームプレー)にフォーカスした練習を繰り返す。
すると、戦術的思考が少しずつ身に付く。
だが、個の部分にフォーカスすると周りが見えない現象が起きたり、戦術的な部分にフォーカスすると個の部分が疎かになる現象が起きたり、
試行錯誤なのか?右往左往なのか?
トレーニングの壁を感じる事がある。
個が、何か得てるんだと実感してくれれば「試行錯誤」になり、成長の過程において大事だ!になるが、
個がどーすればいいんだとなれば「右往左往」になってしまう。
言葉で表現するのが難しいが、そこをさまよってる。
そして、また色々考え出すんだが、結局いつもひっくるめると「個」だよなって答えにたどり着いてしまう。
個の能力が高い(技術もあり、戦術的な目を持っている)集合体になれば、
「チームの中で輝く個」、「個が輝いているチーム」が実現できるんじゃないかな。
一気に全てが上手くなることはなく、上手くなるためには積み重ねが重要だ。
積み重ねというのは、練習をこなす事じゃなく、1つ1つ身に付けていく事。
こなしているだけでは、その時のその部分だけしかフォーカスできず、過去の事はリセットされていく。
全て、トレーニング(与える事)でコントロールする事は難しい。
もっと意識高く、個で考える・判断する・実践する能力を。
1つずつ積み重ねる事だ。
上手くなっていく事を実感できれば、この素晴らしい笑顔にたどり着ける(笑)
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