今日は、小学校におじゃまして体育の授業です。
文科省の委託事業で、県教育委員会(体育保険課)と富士通さんその他スポーツ関係団体さんと共同で事業をやっています。
「地域を活用した体力向上事業」というもので、簡単に言うと、低下傾向にある子どもの体力を、学校だけでなく、みんなで働きかけを行い、向上させていきましょうという趣旨のものです。
オリンピアンを呼んだり、色んな活動がありますが、今日の授業は、富士通さんのセンサーを活用して、子どもの体力を可視化(見える化)しようとするものです。
このセンサーは優れもので、プログラミングを行えば、色んなものを測定できます。
今回は、縄跳びをやらせていますが、飛ぶ回数だけでなく、失敗回数・リズム感・縦ゆれ、横ゆれなどのバランス力まで数値化して分析することができます。
プログラミング次第で、例えば、サーキットトレーニングなどにも応用でき、単純なスピードだけでなく、ジャンプして次の動作までのスピード、地面との接地時間、サッカーであれば、キックするときの足を振るスピードなんかも測定可能です。つまり、何でも測定可能!!
最近、ソレッソでも練習前に体幹トレーニング、ステップを取り入れてますが、それがプレーに直結するかどうかは、比較対象がなく、感覚的なもので、よくわかりません。やって、無駄なことはありませんが、どのくらい?という尺度がないので、実感がわきにくいと思います。
さて、話は戻り、子どもたちは分析結果を見て、何が自分にできてて、何が足りないか知ることができ、単純な縄跳びでも、足りない部分を克服しようと、工夫して飛ぶようになります。
運動の習得は、意識することからはじまり、無意識にできるようになる、そして極めていくという順序があります。
サッカーに置き換えると、意識してとめる、意識して蹴る、、意識してポジションを決定できるから、それを無意識にできるようになるということです。
色んな動き・技術を習得させる際、色んなアプローチがあると面白そうです。
まだまだ先になると思いますが、センサー自体は会社で購入済みなんで、サッカーに活かせるものを提供していければと思います。
効果を実感させ、子どもの達のモチベーションをくすぐりたいですね!!!