子供たちの“本物の笑顔”がたくさん見れるチームに!ソレッソ熊本 サッカークラブ

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ケガとの付き合い方



僕は、ケガが多い選手でした。手首の骨は、両手で4回ほど、足首も3回ほどギブスに入ったことがあります。大きいもので言えば、中2の時と大学3年の時にひざの手術で、それぞれ1年は棒に振った経験があります。


ケガに弱く、メンタルも強くないほうだったんで、ケガした時すごく落ち込むことが多かったんですが、一つだけ大切にしていたことがあります。


それは、イメージする事です。


ケガで離れて復帰したとき、一番苦労するのは、体力面ではありません。大学生くらいになるとトレーナーがいて、ケガの管理はトレーナーがやってくれます。メニューを組んでくれるので、ある程度の体力を維持しながら復帰することができます。


問題は、実戦感覚を取り戻す事です。


もちろん、復帰したての頃は体力面でもきつく、練習をこなす事がやっとなんですが、思ったようにドリブルで運べない、キックできない、パスがつながらないといった具合に、感覚にズレが出てしまう。その感覚を取り戻す事に苦労をします。


けど、さすがにケガの常連になると、どうすればいいか学習します(笑)


僕は、模倣し、イメージと結びつけることを意識していました。お手本と思えるような選手が周りにいた事がとても大きく、その選手のボールの受け方、運び方なんかを頭の中で真似てみて、実戦で試してみる。なかなか、思うようにできない事のほうが多いんですが、少なからず、イメージと実戦が結びついていくスピードは早まってくる気がするし、ケガする前より、できる事が増える部分だって出てきます。


ケガで悩む選手も多いと思いますが、ケガしたときは、自分をゆっくり客観視できるチャンスです。自分のプレーをしっかり振り返りながら、色んなことをイメージしておくことをおすすめします。


ちなみに、ケガしたときに限らず、イメージすることは、毎日やったほうがいいです。寝る前に今日の練習

・試合を振り返って、あの時こうすれば良かった、あの時のこういうプレーは良かったというのをイメージしながら(重要なのは、そこに理由づけ・根拠がある事なんですが)布団に入ってみよう!!


記憶は、寝ているときに定着するといわれています。寝る前にイメージを蓄えて、頭に定着させてあげれば成長スピードは上がるはずです。





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