体格的な成長スピードには個人差があります。僕は、身長が伸びたのは、高校くらいからでそれまでは、小さくてやせっぽっちの体型でした。小学校の終わりは、150センチないくらいだったと思います。
サッカーのほうも一番成長できたのは、おそらく大学生の頃です。というのも、大学生まで、理論的にサッカーを教わったことはなく、小学校は、部活で、もちろん指導者はサッカー経験ない学校の先生、中学校は、外部コーチの方がいましたが、走ることと、やっている練習を基礎的な部分が多く、戦術的な部分は全く知りませんでした。高校になると、サッカーを専門でやられていた先生がいましたが、なかなか練習に来れる時間がなく、部員主導の限られた練習しかやれませんでした。
今になって思うのは、学ぶことこそ成長への近道という事です。
体格的な成長スピードは個人差があるにせよ、学びに対する個人の姿勢に個人差なんてありません。
子どもたちにとって今一番大切なことは、自分自身で着実に成長を感じ取れることだと思います。何を学んで、どうやって自分に落とし込むことができるのか。
学びに対する姿勢がある子どもたちは、着実に成果が出てきます。話を聞く態度にも表れますし、プレーに意図が出てきます。成長スピードが速まるのは必然です。
逆に、指摘され、落ち込む、チャレンジしない。学ぶ姿勢がそこにないと成長スピードは弱まります。これも必然です。
結局は、学びに対して貪欲で、チャレンジし、すこしづつ成長を積み重ねることができないと上手くなんてなりません。
これから4年生のみんなも5年生になり、さらに多くの事を学んでいかなくてはいけません。成長スピードを上げれるように、学ぶ姿勢を大切に!そして、学んだことを自分の中でしっかり落とし込む作業(振り返る、イメージする)を必ずやるようにしてほしいと思います。