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Be Alert(ビーアラート)。僕が大学生の頃教えてもらった言葉です。和訳したら、油断のない、などと出てきますが、研ぎ澄まされた状態を常に作りなさいと教わりました。
サッカーは、技術を高める事(思ったところに止める、運ぶ、蹴れる)が大事ですが、その技術を発揮する為には、判断できる事がとても大きな要素となってきます。
判断する為には、準備が必要です。特に、観る部分。観ておく情報が多いほど判断の選択肢は増えてきます。選択肢をたくさんもつ事ができると、当然プレーの幅は広がってきます。多くの選択肢を持ったプレーヤーと対峙するDFは大変です。
良い準備をするためには、アラートな状態でいることが必要です。頭を休めている(アラートな状態じゃない)と選択肢をなくしていきます。行き当たりばったりのプレー、感覚のみのプレーになるでしょう。(感覚は凄く大事なんですが…。)
もちろん、ボールを止める時、運ぶ時も同じで、アラートな状態でいる事が必要です。
常に研ぎ澄まされた状態。
言葉で言うのは簡単ですが、とても難しい事だと思います。
僕は、サッカーとは、アクション、リアクションの世界(反応)で成立していると思ってて、アクションする事もリアクションする事も頭を使って判断する事が前提で成り立っていると思います。
ただ、スポーツの世界はそれだけでなく、野球選手がとんでもない豪速球を打てたり、相撲で土俵際に逆転劇が起こったり、反応ではなく反射であったり、感覚で成り立ったプレーもまた、スポーツの醍醐味の一つであることは間違いありません。
この時の状態はどういう時か?ゾーンと呼ばれるものですが、この状態を作り出すのも、きっとアラートな状態であるからだと思います。
頭を使う事、感覚を大切にする事。これをリンクさせていかなければいけないスポーツは奥深いです。
今言える事は、アラートな状態持ち続けてる事が大切だよっていうことてすね。
琴奨菊が一敗しました。日本人横綱誕生の道は険しい…。
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