染みついたものを書き換える作業は大変です。
技術を習得する際、まっさらであればあるほど、習得は簡単だろうと思っていて、新しいものを身につけさせるには、色づけしてしていくことと、今までの考えだったり、癖を消していく?事があると思います。
色づけするには、指導書だったり、インターネットなんかで、練習メニューを引っ張れば、方法はたくさんあるんですが、消していく、まっさらにしていく方法はのっていません。
どうすればいいか??
まず、子どもたちの立場に立てば、必要なことは、「素直」であることだと思います。
「素直」な姿勢がないと、今までの考えや、癖をもったままの色づけになってしまい、一概には言えませんが、もしかしたら間違ったものを積み重ねていくことになるかもしれません。
「素直」であれば、指摘されたことを修正しよう(消す、書き換える)とし、より良いものを取り入れることができると思います。
僕たち指導者としては、どうすればよいか?
癖を悪いイメージ、特徴・個性を良いイメージとして捉えると(すみわけは難しいんですが・・・。)、癖を取り除いて、個性・特徴を活かしながら、新しいものを身につけさせてあげなくてはいけません。
というものの、それは理想で、一番大事なことは、方法論よりも、どう個人と向き合っていけるかだと思います。伝える側の姿勢として本気であるか・・・。
情報はあふれていて、正しいか、正しくないかなんて一つ一つ答えを出すことはできません。絶対正しい指導の答えなんてないと思っています。
指導の原点は、対個人であるという事ですね。
染みついたものを書き換えるのは、大変で複雑です・・・。