最近、スポーツ選手による不祥事が取りざたされています。
時代の流れか、それとも、純粋に最近になり、不祥事に手を染めるアスリートが出てきたのか、昔からあったのか・・・。僕たちは、メディアを通してしか知ることができないので、よくわかりません。
言えるのは、物事の判断の善悪は本人にゆだねられていることと、アスリートを取り巻く環境に教育が必要という事くらいです。
スポーツ界では、トップアスリートを育てるために色んな環境が整えられてきています。
サッカーで言えば、アカデミーがそれにあたるものだし、バトミントンで言えば、少し前のオグ・シオなんかも小さい時から英才教育を受けてきたといわれています。
その他の競技に関しても、非常に組織化されてますし、強化費があてられたりしながら、競技について言えば凄い選手、いわゆるエリートと言われるような選手が育成されていることは間違いありません。
しかし、なぜそのような素晴らしい選手が不祥事に手を染めてしまうのか・・・。
と言いながらも、確率で言えば、一般人が不祥事を起こす確率よりも、アスリートが不祥事を起こす確率が高いかもしれません。
物事の善悪は、色んな経験と失敗によって知っていくものだと思います。色んな人との関わり、色んな考えに触れることが必要です。
難しいのは、トップアスリートを育成する関係者は、その競技に精通している人でなければならない事で、その競技にしか関わってないことが多い事です。トップアスリートだった選手がそのまま指導の道に入る。組織の中で中枢的な役割を担う。
もちろん物事の判断は、最終的には本人にゆだねられていますが、取り巻く環境として、関係者の質の向上がもうちょっとクローズアップされてもいいように感じます。
長々と偉そうなことを書いてますが、サッカーという競技に関わっている身として、自分自身も色んな経験をしながら、子ども達を良い大人に成長させてあげなければいけないなと反省しているところです。
スポーツと教育は切り離せないもの。学校生活も大事だし、勉強も必要。経験と知識はあるに越したことはない。逃げちゃだめだぞ!!