高校総体も今日が決勝です。
どこが優勝するかも興味ありますが、やっぱりOBの活躍のほうが気になります。
各方面で、OBの活躍を聞くことができました。
僕ら指導者はよく将来性について話をします。
予想通り順調に伸びる子もいれば、予想していなかった子が伸びてくるケースだってあります。
だから、僕らがあーだこーだ将来性について語って、やっぱりそうだったと自分の見る目を評価してもあんまりあてにはなりません(笑)
ただ、そんな中でも一つだけ、将来性がある選手について共通点はあると思っています。
それは、「自分は成長している」と常に思えているかどうかを自問できる能力じゃないかと思います。
高校の部活動を否定するわけではありませんが、人数が多く、練習できる場所も限られている、先輩後輩関係もあるだろうし、勉強の事だってあります。
そんな環境の中、順調にその才能を開花させたり、這い上がって開花させたりするのは、どんな環境でも、常に成長できている実感を自分の中に作ることができるかどうかにかかっていると思います。
つまりは、変えられない部分(環境)より、変えれる部分にいかにフォーカスできるか。将来性は、自分自身の毎日の姿にかかっているという事です。
指導者に見てもらえなくても、トップチームに上がれなくても、常に成長を自分の中で感じることができればいつかチャンスが来ると思います。
総体の結果を見て色々感じますが、同じ高校生。大きな差はありません。
どこにでも、誰にでもチャンスは転がっていると解釈するのが妥当だと思います。
本人たち次第と言ってしまっても片付かない事があるので。。。
僕ら指導者は、今だけを見るのではなく、常にその子の将来のために、きちんと見てあげて、成長を感じ取れる環境を与えてあげることが、必要じゃないかと思います。
心を常に揺さぶり、成長できていると感じさせてあげないといけません。
将来を描くことと同時に、毎日少しずづの成長を積み重ねていけるように、子どもたちと一歩ずつ成長していければと思います。
将来性なんて誰にもわかりません・・・。