やっと梅雨明けのようです。
今日の朝は、何か匂いが違った。夏のにおい?違うか。。。
今週で、学校も終了。梅雨も明け、本格的な夏の強化期の到来です。
3日間、少しの成果と、たくさんの課題・気づきを得ることができました。
それは、最終日。
ソレッソ対決をできた事にあります。
両チーム、いつにもまして負けられない感がプンプン匂った状態での試合。
ソレッソ2が先制に成功すると、負けられないソレッソ1はその後ビッグチャンス。
それを、キーパーがファインセーブして、流れは一気にソレッソ2へ。
追加点を奪い、それから心が折れたのか連続3失点で、前半4対0で折り返し。
さすがに、本職のキーパーがいないのは大きなハンデだったから、後半はキーパーを入れ替え後半をスタート。
しかし、状況変わらず、2がダメ押し点を入れ5対0で終了。
本当に、子どもたちのサッカーってメンタルが関わるものです。
最初は、どちらも主導権を握るために、一生懸命走り、闘います。球際もバチバチでした。
それが、点が入ることで、一方は余裕が生まれ、一方はバタバタし始めます。
余裕が出てくると、相手をよく見てプレーすることができて、コントロールの質と、判断の質があがってきます。
バタバタし始めると、コントロールの質は低下し、ドリブルも相手に突っ込んでいく現象が増えてきます。
メンタルをコントロールしながら、心は熱く、頭はクールにというのが大切です。
試合終了後、全員を集めて、どこが足りないのかを話し、1のほうは、最終戦に臨ませました。
敢えて、最初は何もしゃべらず、子どもたちの変化を期待し、送り出しましたが、メンタルの影響がもろに出てしまい、走れない、戦えない、バタバタする。
きっかけは、ソレッソ対決での敗戦です。
尻を叩いてやろうかと思いましたが、そのまま、ノーコーチングで試合終了。
うまく、気持ちの切り替えができたら、あんなゲームにはなっていなかったでしょう。
3日間で、良い時はどういうときか?悪い時はどういう時か?というのを経験させることができました。
心・技・体とはよく言ったもので、心が強くないとメンタルにブレが生じる。技術がないとゲームをコントロールできない。体力がないと、走れない、戦えない。
全てにアプローチしてあげないと、技術だけ切り取ればいいゲーム、惜しいゲームで終わりますし、心だけ切り取れば、勝ちはしたけど内容が・・・っていう事になるし、全てをそろえるのはとても難しい事です。
ただ、少しずつですが、ノープレッシャーでは、ボールを止める事、相手を見ながら運ぶことができてきました。人と人が関わりながら崩していく場面も少しずつ見え始めました。チーム全体として、走ることも少しずつですが増えてきたように感じます。
技術をもっとつけさせないといけないし、もっと走り、戦えないといけないし、精神的に強くさせないといけないし、チームとしてボールの関わりが増えないといけないし・・・。
やっぱり、成果よりも、課題・気づきをあげるほうが多いものです。
一歩ずつ、少しずつ、今日より明日、しっかり積み重ねるしかありません・・・。