昨日の練習前にせいじコーチが、プリントを配られました。
それと同時に、僕からも、5年生にプリントを1枚配りました。
ずっと、考えはしていたものの、中々踏み込めずにいたサッカーノートの提出についてのプリントです。
夏の遠征を経て、細かいところまで拾い上げれば、色んな課題があったんですが、集約すると「自律」した選手になろうというところにたどり着きました。遠征後、子どもたちの前でも、この話をしました。
サッカーノートを提出させること自体、強制力がかかっていて、「自律」とは相反するものだと考える事もできますが、それでも、もっとサッカーに向き合って、自分のサッカーについて考えてもらうきっかけになってくれればいいと思っています。
ピッチ上では、常に相手がいて、常に判断が必要になります。
コーチからのコーチングもありますが、その瞬間での判断を決定するのは本人です。
例えば、足にボールがつかず、敵によくぶつかるという現象が起きたとします。そしたら、もっとスピードを落としてドリブルしてみようと、修正できたり、相手のプレッシャーが早くてなかなかボールが収まらないなら、そのプレッシャーを利用してボールの受け方を工夫してみようといった感じです。
毎日の練習の中でも、上手く行く日、上手くいかない日があると思います。
それを、きちんと振り返り何が良くて何が悪かったのか、自分の頭で考ることで、きっとピッチ上で「自律」できる選手に近づいていけると思っています。
毎日の練習の中で積み上げてきたことを、しっかりゲームの中でチャレンジすることも大切で、チャレンジし、失敗がないと成長しないと思いますが、ただ単調にチャレンジを繰り返すことと、分かった上(目的を持って)でチャレンジすることは全く別物です。
ピッチで起こる課題をしっかり、自分の頭で考え、解決できるような選手に育ってくれればと思います。
ピッチ上で「自律」した選手になるには、ピッチ外でも「自律」する事が大切です。
せいじコーチのプリントにもそれは書いてあります。
しっかり読んで、自分を振り返ってみよう。
そして行動してみよう。
その作業が、「自律」への第一歩になります。