勝負の難しさについて近頃よく考えてしまいます。

考えれば考えるほど、答え探しが嫌になって、結局原点（個の成長）に立ち返るの繰り返しなんですが、勝負に黒・白がある以上、そこは無視できないし、言い訳したくない部分でもあります。

サッカーは、実力と結果が伴いにくいスポーツだと感じていて、攻め込んでいても、カウンター一発でやられたり、逆に攻められていてもラッキーで勝利を手にすることができます。

いくら自分が良いゲームと評価しても、結果が負けであれば、負け。

内容が悪くても、結果が勝ちであれば勝ち。

事実は、変わりません。

勝つための答えはシンプルで、相手より点を取る、点を取られないために守るに尽きるんですが、点を取るのが難しいスポーツが故に、点を取るために色んなことを考えなければいけません。

点を取るためにコレといった答えなんてありません。

苦労して苦労しても、点を取るシーンなんて一瞬の出来事です。

けど、その一瞬にサッカーの魅力が凝縮されている気がします。

その一瞬のために、ボールコントロールの練習をしたり、シュート練習したり、チームでボールを回す練習をしたりetc・・・。

だからこそ、普段の練習、小さいところの積み重ねが重要になってきます。

その、一瞬を逃さないためには、体に覚えさせること、覚えさせるためにしっかり考えて練習に取り組む姿勢が必要です。

点を取られないようにすることも然り。

普段の練習がなあなあであれば、一瞬の隙を突かれて失点してしまいます。

勝負について考える事は、とても難しいですが、偶然が起こりやすい事に心を委ねることなく、偶然をできるだけ必然として捉えれるように、練習するのみです。

そして、しっかりと、曲げられない事実である結果にこだわるという事も必要です。

結果にも、普段の取り組みが凝縮されているはずだから・・・。

そのベースになるのは、個の成長であり、個の成長が、チームを支えてくれます。

上手くなりたいという貪欲な気持ちを忘れずに！！