サッカーノートを見ると、子どもたちの色んな感情を感じる事ができます。
Vに入りたい、もっと上手くなりたい、嬉しかった、悔しかったetc・・・。
自分の思いをノートにまとめるのは、考えるための出発点で、ノートに書いたからオッケーではありません。
それが、ピッチの上でどう変化を起こしてくれるか?
そこが一番重要で、その変化を僕は見ています。
先日、ソレイユカップで結果を出した子(MVP受賞)がいました。
その子は、夏のNBカップでは、スタメンで出ていません。
ただ、春先からずっと練習に対する意識が高く、色々意識しながらやってる事が伝わるくらい練習への取り組む姿勢が素晴らしい子でした。
ずっとポディションが与えられているわけではなく、常に悔しい思いをし続けてきたと思います。
この子に限らず、色んな子達も悔しい思いをしているはずです。
現在5年生24名、4年生2名の合計26名。
今回の遠征を例にすれば、12名が鳥栖遠征で、14名は悔しい思いをしています。
もっと言うなら、12名の中からスタメンで出れるのは8名で、4名は悔しい思いをしています。
今回、結果を出してくれた子のおかげで改めて気づいた事があります。
・自分の課題に向き合い、周りに惑わされない。(自分にフォーカスする)
・高い意識を持って継続する。
・少しずつ進歩していく。
・悔しさをバネにする。(腐れても進歩しない)
正直、MVPは誰が受賞してもおかしくなかったけど、この子がMVPを取った事は納得です。
たぶん、神様がくれたプレゼントなんでしょう。
ただ、1回結果を出したからと言って今後が約束されているわけではありません。
今回選ばれなかったから、次回もチャンスがないという事もありません。
上手くなるのも、チャンスを掴むのも自分次第。
常に向上心を持って取り組んでいく中で、色んな結果がついてくるものだから、一喜一憂しないでブレない自分を作り上げる事が大切です。
やっぱり、頑張るときはいつも今なんだな!!