子供たちの“本物の笑顔”がたくさん見れるチームに!ソレッソ熊本 サッカークラブ

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空気感



筑波大学がインカレを優勝した。

 

新人戦とも重なり、ダブルの喜びを味わう事ができた。

 

13年ぶりのインカレ優勝。

 

13年前の決勝、当時4年生。ライバルの友人が大会前に大けがをしてしまい滑り込んでメンバー入りをしていた。

 

ベンチで戦況を見守ることが多く、その試合も結局ピッチに立つことはなかった。

 

相手は、当時最強だった駒澤大学。リーグ戦、夏の総理大臣杯と大差で負けていて、勝てる気がしないような因縁の相手。

 

この日のために、応援バスツアーが企画され、総勢160名の部員たちが応援に駆け付けてくれた。

 

ゲームは、予想通り駒沢大学ペース。

 

しかし、この日は少し違う空気感があった。

 

ピッチに立っている選手、監督、コーチ、ベンチに座っているメンバー、応援してくれる部員たち全てが一体となって戦っていた。

 

1点先制し、後半残り3分でPKを与えてしまう。

 

やっぱり、底力がある。

 

最後の最後まで粘ったけど、ダメだったかと思ったが、相手のエースがまさかの失敗でタイムアップ。

 

色んな力が働いてくれたんだろうな・・・。

 

2年連続の優勝を手に入れる事ができた。

 

先日、後輩の記事を引用させてもらったが、やはり勝てるチームになるには、自然に作り上げられる雰囲気というか空気感がないといけないと思う。

 

それが、上辺だけ、意図して作りあげたものでは無意味で、純粋にチームを愛し、心からチームの勝利を願う姿勢が雰囲気と空気感につながるものだと思う。

 

新人戦優勝後、祝勝会をしていただいた。

 

その空間には、純粋に子どもたちの成長と優勝を喜ぶ保護者の方々の笑顔があり、一体感があった。

 

自然とできた最高の空気感だったように思う。

 

昨日から、チームはバラバラになり、今後は九州大会を見据えながらも、また1から一人一人が成長できるために色んなチャレンジをしようと思っている。

 

色んなポディション、色んな組合せを試しながら、競争をし直さなくてはいけない。

 

今回勝って泣くことはなかった。

 

13年前、優勝した後初めて勝って泣くことができた。

 

勝って泣くには、大きな覚悟とかける思いがないといけない。

 

加えて、それに見合う大きな目標がないといけない。

 

優勝後、涙が出なかったのは、大きな目標をまだ達成していないからだろう。

 

目標は、日本一。

 

まだまだ泣くには早すぎるな。。。


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