夏の陣3日目。
V.F共に2勝して勝ち上がり、V.F対決。
フラットな条件にするために俺が審判した。
過去何度もV.F対決は経験した事があるが、VがFに負けたのは初めて。
それもそのはず。V.Fの分け方には理由がある。
現時点での、技術的な部分、サッカーに対する姿勢、身体能力、そんなものの総合力の差を2チームに分けてるし、
その総合力が高いと思ってるからVであり、足りないと思うからF。
当然、Vが勝って当たり前なんだ。
加えて、普段から一緒に練習してるという事は、Fの子達にとっては、力の差が他チームより明確に見える。
大体の構図は、メンタル的に後手を踏んでしまいFが負けるパターンになるんだが。
素晴らしかったのは、分かっているであろう差を認めずに、本気で持てる力を出し切ってチャレンジしたところ。
ボールも握られてたし、ピンチも作られてたが、気持ちは見てて明らかに差があるくらいFの子達の方が良かった。
こうさくも言ってたが、見ててVが得点を取る臭いは全くしなかった。
本気で試合に臨んでる相手に対する失礼な姿勢がそのままプレーに出てて、
Fの子達ならそんくらいの軽さだったら、守れるだろうってのが見えた。
Vの子達に対する不甲斐なさはあったが、意外と冷めてた。呆れて言う気もなくなるというか。。。
Fの子達のサッカーに対する姿勢がかき消してくれたんだろう。
5試合目もフラフラになりながら走ってる姿はまじで感動したし、それが嘘じゃないってのも真剣な顔を見てると伝わった。
実は、子ども達にはこの3日間で関西遠征メンバーを決めるって伝えてた。
正直あと何人かを迷ってるって。
だから、大会がはじまる前にある子を呼んだ。
その子は、関西遠征に行かないと判断した子。その子は、迷ってる子リストに入ってて、
俺の中でもし行くという判断をした時、確実に連れて行く子だったら、この3日間もVだったんだが、
迷ってるっていう事で、試したい子もたくさんいるから、この3日間はFで頑張ってくれって伝えてた。
だから、ずっとFだ。評価されてないって思わずやるんだぞって。
その子は、いじける事なく、ふてる事もなく、俺はVに近いんだぞっていう間違ったプライドも持つ事もなく、
感動するくらい走って闘って声を出してた。
そんな姿勢は伝染し、Fの子達はそれぞれ走りきって身体を張り続けてた。
Fという事は、Bチームという事。そのBチームが3位になったのは、すごく価値ある事だと思うし、
ゲームに向かう姿勢を見ててもその結果に値するチームだったと思う。
逆にVの子達には、価値を間違えるな。そんなサッカーでしかはかれない腐ったプライドは今すぐ捨てろ。ダサすぎるって伝えてあげた。
ゲーム中俺が喋る、喋らないという次元じゃなく、もっと根っこに問題があるように思えた。
それは、Fの子達の純粋に頑張る姿勢が教えてくれたものなのかもしれない。
めちゃくちゃ感動したし、めちゃくちゃ呆れたし、気持ちが180°行ったりきたりで、
ブログ書いてる今でもモヤモヤが続く。
ネタにしたい写真も撮りためてるが、今日はおあずけ。
雨でもカッパは着ないという噂の久保くんがしれっとカッパ着てたというネタを1つ。
明日も早起きだし寝よっと。。。