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佐賀遠征3日目
vs太陽宮崎南
1-1
vsソレッソ鹿児島
0-2
この3日間を振り返ってみて、ビルドアップの部分や運ぶことに関してはほとんど関与することなくここ半年で積み上げてきたことを皆でやろうとしてるのは感じた。
相手との駆け引きや繋がり方っていうのは口酸っぱくやってきて、その貯金があったからそれなりの相手でも越えていけることができた。
けど、夏の大きい課題となった
「ゴール前の崩しの精度」
「ゲーム展開を予んでのボールの動かし」
そして最後まで守り抜く
「集中力と粘り強さ」
この3つが大きな課題だろう。
昨日のトリニータ戦は諸にそれが出たけど、せっかく良い形で2-0で勝ってて、ラスト1分2失点して前半を2-2で折り返したり、
バディとのゲームでもせっかく2-1で勝ってての状態なのにちょっとの気の緩みや軽いプレーで失点して同点にされ逆転まで持ってかれたり、
ロアッソ戦の1点目は不用意なミスから失点して難しいゲーム展開になってしまったり。
攻撃に関しては今日だと、南戦もソレッソ鹿児島戦も縦パスを引っ掛けてカウンターをくらい失点
南戦に関しては結果論だが、それがなければ1-0で勝ってたかもしれないし
ソレッソ鹿児島戦は2失点したものの、点を何点も取れるチャンスはあったのに暑さのせいなのかメンタルのせいなのか知らないけど、
決めないといけないところで決まらなかったり、精度を欠いてしまう…。
精度の面でも、ラストパスが少し合ってれば…
付ける足がこだわれれば…
なんて細かい「たられば」が多すぎて、それが全部味方と合わないから全部やり切れず、カウンターをくらって失点して…
と、攻撃でも守備でも自分たちで自分たちの首を絞めるような展開を繰り広げまくってた。
それはボールの動かしでもそうで、シャトルランと化してたソレッソ鹿児島戦もボールを逃せば良いところを突っ込んでいって取られてしまってまたカウンターくらっての繰り返しで、
ボールの動かしでも首を絞めてしまうことが多々あった。
それは先週にもやった入り口を変えることやゲーム展開を読む
トレーニングをしたところで、動かす回数は少しずつ増えてきたり、子どもたちの間でも
「まだ早い」とか「落ち着け」とか「動かせ」
なんて言葉が出てくるようになったのは成長だけど、それをもっともっと極めていかないとな。。
また、今回の大会はそんないつもみたいに
ガーガーガーガー
コーチングすることを減らしたんだけど、コーチングせずにも動けるようになったな、て思うシーンもあったけど
まだコーチングされないと分からないかー?
ていうシーンもあったり。
だいぶ自分たちで中で声かけて、行くとこ・行かないとこ
顔出すところ・関わり方
の要求が増えてきた。実際に良い形でのフィニッシュまでの形もあったし、トレーニングでやってきたことが出たシーンもあったりで、ネガティブな部分ばかりではないのは確か。
ただ、それが点に繋がらないと意味がないのがサッカーの残酷なところで、でも分かりやすい部分である。
ロアッソ戦の前半に1シーンあったトモカズが決めとけば100点の崩しのシーンもあった。
何度かのトレーニングで子どもたちの中で共通理解が持ててるのは良かったかな。
でも、逆に「超えて」を意識しすぎて、全員超えてしまう場面もあったりしたからそこはもう一度落とし込まないといけない部分かな。
(一部文を修正しました。笑)
6年生であと半年もすれば中学生の仲間入りで11人制をしていかなくてはいけない。
いつまでもこちらからガーガー言われないと動けない、じゃ11人制になったらもっと苦労するだろうし、今後のサッカー人生でも苦労するのは間違いない。
良い例として身近にいる熊本の子たちは、やはりコーチングが少なくても動けるし気付ける。
今年の夏はそんな部分も成長していってもらいたいと思ってる。
今回の大会は結果としては惨敗に終わった。
慶太に負けたのも悔しいけど、笑
でもまぁ、あんまり関係ないかもしれないけど俺は大事だと思ってる部分で、
成長期で遠征中にも関わらず、飯そんなに食わないくせに炭酸ジュース飲んだりしてたらそら負けるし、点も決まれんわな
とある意味納得はしてる。
それだけの意識だということもピッチ外の部分で感じてしまった。
全ての面において、この夏を目の色変えるには有難い薬になっただろうし、まだまだ足りないっていうのを全員ほとんど均等に出たから、全員が九州レベルで感じてくれたはず。
たくさんのことを感じただろうし、たくさんの課題が残る大会になっただろう。
1人1人がサッカーに対しての「本気」度が
本気で上げていくしか今後の勝ちはない。
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