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中学生の１人の選手がやめた
その子は年度の途中で入会した
今まで『サッカー』はした事はあったが『人間関係』のこじれで続かなかった
ソレッソに体験にきたのはお母さんの友達の息子がソレッソにいたから
まだ小学１年生だ
同じ練習をするわけはない
知らない所に１人で飛び込んだ
何度が体験をして入会した
自分もご両親も『レギュラー』になるのは難しいのはわかっていた
ただ『サッカーが好き』だから『プレーする場』を求めて入っただろう
もともと『友達』作るのは上手ではない
学校でも目立たないだろう
ソレッソでは『みんなと同じように』指導しプレーの機会を与えた
毎晩のように家では
『今日、コーチにこんな風に言われた。今日、点取った。誰々と○○話した』って
目を輝かせて話してたらしい
お母さんはそんな姿が嬉しかったみたいだ
コーチの事を初めて『信頼出来る大人』と出会った
仲間の事を『嫌な奴は１人もいない』って言ってたらしい
今でもそれは変わらない
では、なぜ辞めたのか
それは『学校』に初めて『親友』らしい子ができたようだ
その子達と放課後過ごし『先に帰る』のが気まずいのかもしれない
これはお母さんの友達から聞いた
本人は『ただただ泣きながら』、理由を言えずに辞める報告にきた
色んな子がいる
『辞める』時が俺たちスタッフは１番つらい
でも、今回は彼の将来のために送り出そうと思う
お母さんもかなり悩まれたようだ
気持ちは良くわかる
でも、彼が『意思表示』した
逃げたわけではない
『弱い』子どもから彼なりの『成長』だと思う
まだ『人生』には越えないといけない『壁』はたくさんある
その時も『彼なりに』逃げずに越えれる男になって欲しい
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