相談をうけた事が何回かある
他チームの若いコーチからだ
「独立を考えています」と
「そう、頑張ってね。相談にはのるよ」と答える
「ソレッソはどうやって大きくなったんですか?」
この質問がけっこう多い
「偶然とラッキーの連続。大きくしようなんて考えてなかったから大きくなったのかもね」
無責任な「答え」だが本当だ
昔から「熱さ」はあったと思う。
俺の生きてきた「人生」・「経歴」・「人脈」があったから
グラウンドが自由に使えるなんて他チームには考えられないだろう
約10年前までは「独立」が多かった
熊本の多くのクラブチームは「YMCA」と「ブレイズ」から独立している
YMCA:シャルム・FCK・アルバランシア・・・
ブレイズ:「ランザ」・ユナイテッド・フォルテ・・・
前までは「チーム数」も少なく独自の色で成り立っただろうが、今は「飽和状態」
ソレッソがギリギリのタイミングだったと思う
もちろん、その後にできたクラブで頑張っているクラブもある
これからはランザがブレイズと「再度」合体したように
「吸収」や「合体」とかが増えるような気がする
熊本は九州の他県と比べると「カタカナチーム」が多い
いわいる「クラブチーム」だ
他県は「少年団」と言って「部活の代わり」にあるみたいなチームが多い
俺自身も2カ月程前までNPOからの「独立」を考えていた
「独立の準備」まで入り、「株式会社」にするのか「個人事業主」にするのか
誰を社員として雇い、給料はいくらで・・・実際に動いた
だったが、独立をやめた
なぜか・・・
1番の理由は「子ども達」の指導・環境を考えたら残るほうが「質」は上がる
2番の理由は「人」だ
「一緒に独立」・「NPOに残る」それぞれ自分で決めさせたが、
それぞれの「答え」を出したみんなが「ここで一緒にやろう」となっていたのに「心動かされた」
「ソレッソが無いと人生ではない。NPOに居たいがソレッソの為に一緒に出ます」
「ソレッソは見たいが今のNPOにいないと安定しない」
スタッフで結構、話したものだ
「ソレッソは俺だけのものじゃない」と感じたし、
「みんな熱いな」と嬉しかった
だが・・・
一度、「来春独立します」と上司に言った手前、気まずかったが
あまり何も考えずに「すいません。お騒がせしました。来年以降もやらせて下さい」って会いに行き伝えた
「おう、わかった」の一言だった
いままでは「偶然」「ラッキー」で「大きく」なった
「勝たせてやりたい」「強くしてやりたい」とは前からみんな思ってるが
「大きくしたい」とは誰も思っていなかった
次年度から「大きくする」ための活動が始まる
俺は「平成」「長嶺」から動かないが、コーチの中には新たな「会場」を受け持つ奴もいる
「自分で0から作り上げる」はそのコーチの「財産」になる
「ソレッソ」らしさはだしてもいいが、それよりも「そのコーチらしさ」をだしてもらいたい
「俺は新スクール無いよね」って安心してそうなジュンペイには
「無人島スクール」をやってもらおうかな
「野生動物にサッカー教える、熱血コーチ」
ありかもしれない
動物から教わるなよ