子ども達にとって
どっちが良いのか
今回の新人戦は8人制の12分ハーフ
時間はかなり短い
「勝利の確信」できる試合はほとんど無かった
最後までギリギリな勝負だ
出場させてやれなかった子どももたくさんいた
昨年までは11人制の20分ハーフ
たぶん、全員出場できただろう
8人制は「ボールに触る回数・時間が増える」と日本協会が欧米の真似をした
だが、出ている選手はそうだろうが
「出れない選手」が増えているのも事実だ
「競争」に勝ったから出れる
負けたから出れない
確かにそうだろう
「勝とうが負けようが出す」というのも1つの手段だ
だが、それは俺はしない、公式戦は・・
子どもにはもちろんだが、保護者の方にも伝えるのは、
「子どもはみんなヴィットーリア(A)に入りたいと思うものですが、私は試合に出る事が成長につながると思います。だから、2チームエントリーします」
今回、新人戦は5年18人で1チームの申込だった
当初は2チームの予定だったが、「決めれなかった」
ちゃんと「見て」決めないと、子ども達に失礼だ
新人戦はみんなでやろうと「1チーム」の申込みにした
試合に出ているのが8人、ベンチに10人
やっぱり多い・・
優勝は出来たが複雑な心境だ
まだ小学生だ
勝とうが負けようが、ピッチに立ってもらいたい
保護者の方もそう思うだろう
今回の新人戦のやり方、改善しないといけない部分もあると思う
中学の公式戦は1団体「1チーム」と決まっている
公式戦で出れるのは競争に勝った奴だけだ
今日もリュウがずっと悩んでいた
「出れてるやつは多すぎるくらい試合がある。でも、出れてない奴と1年のプレーの場がない。練習試合じゃなくなんかないかな。熱くなれそうなの」って
難しいが、子ども達が自分でいかに「目標設定」するかが大事だろう
それで勝ちとるのが大前提だ
1年は「準備期間」はあと半年しかないぞ
俺は「子ども達の為にはこうするのが良い」ってちょっと強引にも行動する
リュウは「子ども達はこう思っている。その気持ちは大切にしてやりたい」って考えて行動する
受け持っている年代も違う
どっちが良いのかわかんない
正解が出るのは先だろう
一生出ないかもしれないな
信じてやるしかない
笑われるかもしれないが、俺は本気で狙っている
「日本一」を
小学年代も・中学年代も狙っている
「また、広川が調子乗ったこと言いやがって」って思われても
俺はブレない
「口には」決してしない
だが、「思っている」
監督が思ってないチームが達成できるわけがない
大事なのは
子どもの「やる気スイッチ」を入れる事だ
チビちゃん達にはまだ「スイッチ」が無い子もいる
「時々」スイッチがついてる子もいる
それでいいんだ、ちょっとずつ「毎回付けっぱなし」になればいい
スイッチONになれたら、後は「輝く」努力をするだけ
たかが、サッカーされどサッカー
奥深いな、育成年代は特に