付属高校のサッカー部のホームページを見た
厚さんが忙しい中、更新している
今週から高校総体が始まる
ある選手のサッカーノートを抜粋して書かれていた
いよいよ高校総体が始まる。
3年生全員がそろってサッカーをする最後の大会。これから先このメンバーで一緒にサッカーをすることはないと思う。
この2年間いろいろなことがあった。スプリングキャンプで一緒にサッカーをしようと周りを誘って入部して、最初は人数も多かったけど、何人か退部して残ったのが22人。このメンバーで夏合宿や色んな苦しい練習を乗り越えてきた。「もうやめようかな」という選手が出たときも何人もの人でとめた。
苦しくて逃げ出したくなってもこのメンバーで頑張ってきた。2年生になって新しい仲間が1人加わってどうなるんだろうと思ったけど、1年の頃から一緒にやってきたように、みんな普通に仲良くなっていた。
新チームになって「奮闘~歴史を刻む~」をスローガンにして、全国大会出場を目標にした。去年の先輩たちがすごい成績を残して正直プレッシャーがあった。他の人も同じように感じていたのかはわからない。
でももう最後の大会で、高校サッカーが最後の人がいる中、試合に出るのは11人。
100人近くの部員の中でたった11人しか出ることができない。出たくて2年間頑張ってきた人もいる。出られなくても応援してサポートしてくれる人もいる。そんな人たちのために自分たちはプレーしなければならない「責任」がある。 試合中に「走る」、「戦う」、「あきらめない」ということは試合に出ている人の義務だと思う。「きつい」、「痛い」なんてことは言ってはいけない。出たくても出られない人が一番「きつい」ということを忘れちゃいけない。
試合に出られない人のために自分は戦う!
そしてこれまで送迎や、色んなときに支えてくれた保護者、毎日毎日練習をしてくださったスタッフ。土日の休みを削って指導をしてくださったことに感謝しています。
いろんな人が応援してくれて、支えてくれてやってこれたこの2年間だったと思います。 支えてくれた多くの人に感謝する心を忘れず「勝って恩返し」をしたい。
今年はなかなかチームが一つになれず、最後の最後まで怒られていた。 総体まで一週間をきった今、やっと一つになってきたと思う。 自分たちがする試合。自分たちの高校サッカーなのだから、自分たちでやらなきゃいけない。
出られない人のために、支えてくれた人に感謝して、チーム一丸となって総体に向かう。
彼が言うように、フワフワした学年だったが、ここにきてようやく響いてくれたようだ
頑張りを期待するし、全力でサポートしてあげたい。