吉無田高原で
先輩から電話が
信じられない内容だった
受け入れるのに時間がかかった
「はぁ、えっ、マジで」と取り乱した
7年間、とてもお世話になった保護者の方が交通事故で亡くなった
杉本さん
色んな思い出がある
重機を持ちこんでいただき平成Gをならしてくれたこと
10tトラックで長嶺Gに砂を入れてくれたこと
つい、1週間前に念願の全国大会の切符を勝ちとり
強く握手したばかりだ
「熊本弁」・「にっこり笑顔」が印象的だ
3人の息子たち
長男のダイスケも短い時間だったがソレッソでサッカーしてくれた
次男のタケヒロは6年生、三男のマナトは4年生
みんなソレッソの一員だ
杉本さん自身が1番悔しいだろう
これからの子ども達や奥さんを残していくのは
ユッコやチビ達も可愛がってもらっていた
先週のパークドームでユッコは杉本さんと「ハイタッチ」して喜びを分かち合ったばかり・・
明日、陣痛がきてお通夜に行けなかったら後悔する
4人で今日の仮通夜に行こうと思う
どうしても、3人の子ども達が気になって奥さんに今日電話した
つながらないかなって思ったが
奥さんが出ていただいた
俺はまだ知らないと思われたのだろう
泣きながら「どうされました?」くらいな感じだった
「聞きました。出来る限りのサポートします。」と伝えた
「主人は全国大会を本当に楽しみにしていた」と言われた
その後は言葉にならなかった
子ども達は泣き疲れて眠っていた
出来る限りの事は俺自身はもちろんだが、チームとしても支えようと思う
俺は
「乗り越えられない事はその人にはおこらない」って思っている
神が試していると思うようにしている
どんな辛い事や悲しい事でも
でも、今日は
「なんでだ?きつすぎはしないか?」って思ってしまう
しばらくは大いに泣いていいぞ、3人とも
人目なんか気にするな
でも、受け入れないといけない時期が来る
その日が来たら
今までお父さんに教えてもらったたくさんの事を胸に抱いて
強く生きような
お前らは「男」だ
お母さんを支えろよ