ソレッソ熊本が所属するNPO法人ひとづくりくまもとネットには
もうひとつサッカー事業部がある
「ソレッソ熊本知的障がい者サッカークラブ」を運営している
同じチーム名
関わるスタッフは違うが、同じ職場のスタッフが月に2回ひのくに養護学校のグラウンドをお借りして小学生~社会人まで約30名が楽しくサッカーをしている
知的障がい者のサッカーチームは県内由一、ソレッソだけ
九州大会が毎年開催され、県代表として毎年参加している
今年の九州大会時にソレッソ所属の選手が活躍をし
九州選抜合宿に参加招集された
そこでも高い評価をいただき、3月末にある知的障がい者サッカー日本代表U-18候補に選出されオランダ遠征に参加する
普段、我々がやっているサッカーは「日本サッカー協会」の元で行っている
知的障がい者サッカーは日本サッカー協会ではなく
日本知的障がい者サッカー連盟(JFFID)の元で活動している
1994年に初めてオランダで国際知的障がい者サッカー世界選手権が開催され
オリンピックやパラリンピックのようにFIFA W杯と同じ年に同じ国で開催される祭典となっている
今回、ソレッソ知的障がい者クラブから代表に呼ばれた徳丸舜クン
ひのくに高等養護学校の2年生
彼は2014年ブラジル大会に向けた強化育成選手として呼ばれた
素晴らしい事だ
だが、
日本サッカー協会で代表に呼ばれた場合は旅費はもちろん、宿泊費や食費、ウェアなどはもちろん日本サッカー協会が負担するが
日本知的障がい者サッカー連盟(JFFID)の代表選手の遠征は「自腹」・・
今回のオランダ遠征でも30万~40万ほど自分で負担しないといけないらしい・・
本人もお母さんも最初は「辞退」を考えたようだが
担当スタッフが「こんな機会はない。行くべきだ」って背中を押して
参加を決意したようだ
資金作りの為、来週から急ピッチで担当スタッフを中心に物品販売を行う
もちろん俺も協力するし、担当スタッフが元高校サッカー畑に浸かってた人なんで
色んな所にお願いに行くことになるだろう
俺が知らなかったんで多くの人が知らなかったと思う「もうひとつのW杯」
日本を代表する選手になれるよう
頑張れ、徳丸舜クン
応援してもいいって思った方は是非、ご協力をお願いします。