先日のフジパン九州の初戦
トモヤがヘディングの際に相手の頭同士がぶつかった
絶対にそんな状況で
逃げないし引かない、背中を向けないトモヤ
当たる前から
「危ない!」って思ったら
案の定、ぶつかった・・・
ミスミが救急バックを持って駆け付けたが
トモヤ本人が手で大きな○を作ってプレーを続けた
ハーフタイムに戻ってきたら
おでこがボッコリはれてた
ちょっと無理かな・・・って思い
「普通なら出さない。出るか出ないか、お前が決めろ」って伝えたら
「え?出る出る!全然出れるし!」って
トモヤは油断するとタメ口になるが
必死の訴え時もタメ口になるという事が最後に判明した(笑)
ご両親も本人の強い意志に負けて次も頑張れと送り出してくれた
そして、まさかの、次の試合でも同様に頭をぶつけた
空中戦で頭同士がぶつかりまたはれた・・・
その他にも腰を痛打したトモヤ
それでも、すぐに立ち上がり100%のプレーを続けた
はれた頭でも当然ヘディングしてたしね・・
ピッチに立ってる以上は言い訳はなしだもんな
あれは誰にでも出来るプレーでは無い
現状を知っていた俺とミスミはあのプレーする姿に感動していた
交替させようとも思った
でも、本人の続ける熱いプレー強い意志に負けた俺
指導者としては失格かもしれないが
あいつのプレーに心奪われてた
負けてボロボロの中
逆サイドで応援してくれた保護者をはじめとする応援団に挨拶に行き
トモヤは
「なかなか勝てなくて、苦しくて辛い時期もあったけど、最後に最高の仲間とフジパンカップに出られて良かったです。今までありがとうございました」って
泣きながらでも、前を向いてハッキリとした言葉で想いを伝えたな
一気にみんなの涙腺解放してた言葉だった
その日の夜、おでこには冷えピタ、頭には氷嚢を置いてた
話しかけたら
早口すぎて何言ってるか分からなかったが(笑)
テクニック・技術はあまり身に付かなかった連中だが(笑)、そんな事より大人に向かう為にもっともっと大事な事は教えられたかな
小学年代のラストはしっかり楽しめよ
もっと強固な絆を作れ、新しい仲間も増えるしね
そして、一息ついたら
厳しい競争がまってるぞ
ジュニア時代に俺が連れて行ってやれなかった全国の舞台で輝けるようにな