昨日、練習の終わりに卒団生のお父さんから電話かかってきた
早いもので高校3年生
どうやら県外への就職を考えてるということ
『都会ってどうや?』
的な簡易な相談かと思いきや
自分が1番最初に就職した会社を第一希望として
今日、三者面談を迎えるって話だった
んで、実際に働いた感じを聞きたいって。
困ったセトグチ。
その会社のことを聞かれても、憶えてることといえば
イケてると思って、技も出来ないBMXでチャリ通勤してたこと(今と大して変わってないやないかい)
色気付いて、やたらと髪の毛を伸ばしていたこと。ヘルメットからはみ出す髪の毛をカッコいいとか思ってたなぁ(笑)(この部分は大人になったかな)
イケてると思って購入したテナーサックスを、夜の海の浜辺で吹いてたら、近隣住民に110番通報されたこと。
そんなことしか憶えてない(笑)
なんの相談相手にもならないやんけ。
けどまぁマジメに言うと
国道1号線の地中線埋設工事の時に
小さな橋の下に管を通す担当を任されて
その工事が終わった時に
『この橋は小さな橋だけど、お前にとってはデカい橋やな』
って言われたことと、当時の主任の名前は今でもおぼえてるな。
そんな話では、人生の帰路を迎えている卒団生になんの力も与えられないと思い、
電話しましたよ。
10年ぶりくらいに。
今でも現役バリバリで働いてる同期に。
そこで話したことは保護者に伝えたが
自分が感じたことは
その同期の子は今の現状を前向きに生きてるってこと
自分はたった3年くらいでその会社は辞めたんだけど、
今、それを後悔してるかってそんなこと全然なくて
その後、サッカーの指導できるチームや仲間と出会い、
本気ののフットサルと本気のチームメイトと出会えた
そして鹿児島に戻り、チームを持つことになり、たくさんの指導者仲間に出会い
今、とても充実した日々を走り抜けてると感じてる
やっぱり改めて思うことは
人生の岐路に立ったとき
どちらがいいか迷うけど、
どっちに進んだとしても、良かったとか悪かったとか決めていくのは
進んだ後の取り組みなんだと、
進んだ後の自分の考え方なんだと思う。
だから、決断の日まではしっかり情報を集めて
しっかり悩んで、たくさん話を聞いて
決断したら後ろを振り向かず突き進んでほしいと思う
【今、やるべきことを一生懸命やる】
ってことが当たり前にできていれば
また何年後かに岐路に立ったときに
選べる選択肢がたくさんあるはずだ。
『人生これから!』の若者の大切な局面に触れることができて
なんかまた
自分もしっかりしないとなって感じた
やべ。
サクッと終わらせるつもりが長文になってしまった。
練習が自粛になり、
20年前と同じようにチャリンコ通勤はじめてます。
イケてると思ってた20年前とは違い、
今はただ健康のためです(笑)
見かけたらクラクション鳴らしてください。