今日は朝イチから大根の種まき
7時30分には撒き終わったぜ(笑)
水分過多なうちの畑も、ここ最近は好天が続き
作業しやすい状態が続いております
こんな感じで種をまいたら
野菜の種類によって違いはありますが
3日~2週間弱くらいで発芽します
こんな感じで。
自分はこの芽を見るのがめっちゃ好きです
なんか、かわいいっていうか、嬉しいっていうか、高ぶるって感じで
まぁ収穫するまでには、ここからもやることいっぱいあるし大変なんですが
この発芽の話でビール2杯はいけるんじゃないかってほど好きですね
【種まきして~肥料と水を与えて~芽が出て成長していく~】
子どもたちの育成についても例えられることがよくあります。
僕の尊敬するパイセンのコピペブログでもちょっと前に熱くコピペされていました(笑)
いいこと言うなぁと読んでたんですが
農家的に(農家じゃないけど)言うと
水と肥料と、もう一つ大切な要素があるんです。
それは『温度』です。
例えば、今日種まきした大根
夏の暑い時に種まきしても、発芽しないんです。
それぞれの野菜の発芽には適した温度があるんです。
めっちゃ暑いのが好きな野菜くんもいれば
暑すぎるとダメな野菜ちゃんもいる
それぞれを見極めて、適した温度で接してあげないといけないのは
まさに預かってる子どもたちにも言えることなんじゃないかと思います。
そうかと思えば
温度はだいたいでいいけど、水分量など、他の要素が重要な野菜ちゃんもいる
それぞれに、個性・特性があるんですね。
農業を勉強して感じるのは
昔から代々伝わって、先人はいい物を作るためにいろんな努力をして勉強をして、後世に伝えていってるなぁということ
それと
サッカーを通じた子どもたちの育成の話につながるなってこと。
それは発芽にはなにが必要~って例えができますねって話ではなく
目の前の野菜に真摯に向き合い、学び、試行錯誤し、いいものを作り上げようと努力し続けることこそが
買ってくれる方の満足感を上げ、自分自身の成長につながるんじゃないかなぁと。
そしてそこに注ぐ情熱は野菜の味や品質に直結すればベストだが
もしそうならなくても
1年後やその後の仕事に必ず生きてくるんじゃないかと
もはや、農業だけではなく、全ての仕事につながる大きな話しになってしまいましたが
子どもたちとサッカーでつながり、一生懸命向き合ったことで
その一緒に過ごした時間が、子どもたちにとって後々大きな財産になるんじゃないかと思うんです。(なってくれればいいなって希望ですね)
そのためには今現在の指導者の温度って大切なんじゃないかと思います。
そして
発芽した野菜の成長は、僕らが思うように育っていかないこともある。
大根が曲がったり、キャベツが虫に喰われたり。
そこも子どもの成長と変わりませんね。
指導者の思い通りに、
親の思い通りに
うまいことすすまないからこそ
面白いのかもしれませんね。
【泣いたり 悩んだりするから 人生は美しい】 by ケツメイシ
野菜の種を撒きながら
最近感じたいろんなことを繋げて書いてみたことによって
長文になりました。
ご勘弁を。
農家のおっさんの独り言でした。
いやいや
農家じゃないけどね
おっさんではあるかもね(笑)