昨日は電話がかかってくるより、かけないといけないことの方が多い1日だったが
そんな中、かかってきた電話は卒団生のお父さん
話を聞くと、卒団生の妹が4月から1年生になり、サッカーチームを検討してるとのこと。
よその子の成長は早いもんだ
チームは変わったが、セトグチに連絡をしてきてくれた
「やっぱ親としては監督にみてもらいたいですよ!」(前は監督って呼ばれてたのでね)
って、ほろ酔い(だったと思う)のお父さんからありがたい言葉をもらって嬉しかったな
強いチームではなかったが、自分の全てをかけて一生懸命やってた自負はある
そんな自分の気持ちが伝わってたんだなって嬉しさ半分、
気持ちが引き締まる想い半分ってとこだ。
しかし、電話口であまりにもお父さんが
『あの時のコトノみたいにビシバシやってください!』
って言うんだよね。
その卒男生は現高校2年
全国大会を控える神村女子のコトノと同級生である
当時、そんなに厳しかったかな?
『いやいや、女の子にそんなに厳しくできないっすよ』
って言いながらも
先日のfantasistaカップで
サエに
『試合に出た途端、女子感を出すな。女の子だからって試合に出た時にやんなきゃならねーのは一緒だぞ。甘えるなよ』
ってことを、自分ではだいぶオブラートに包んで伝えたつもりだったが
話が終わって横を見ると隣にいたクオーレのベンチ
話を聞いてたヒラミネさんは苦笑い
ヒラミネ長女は顔がひきつってた(笑)
多分、セトグチ若かりし頃の当時は、もっとめちゃくちゃ言ってた可能性がありますね
2020年の終わりに発症した
【都合の悪い記憶は消える病】(笑)
ウソです。いろんなこと覚えてます。
乗り越えた子どもたちは逞しくなるんです。
時には理不尽も入れながら
サッカー選手として、1人の人間として
ダメなものはダメと、基準を下げることなく言わなきゃいけないのは自分たちの役目だと、ずっとそんな信念は持ってます
時代の流れにより、サッカーのトレンドや指導の世界での優先順位は多少変わってくると思いますが
一生懸命やることの大切さ
気配りができること
自分のためだけじゃなく人のために
まだまだ他にもあるが、
サッカーを通じて、スポーツを通じて身につけなきゃいけない
こういった普遍的なものは、何年経っても変わらない
子どもたちに指導する=学び続けなければならない
は指導者の講習なんかでもよく言われますが
それと同じくらいに、僕らは日常の行動も大切なんじゃないかと思う
サッカー屋さんとしてやってる人も
サラリーマン指導者としてやってる人も
子どもたちからみれば、同じ【指導者】って立場なわけで
サッカーと向き合い、指導と向き合い、子どもたちから尊敬されるような人間でないといけないと
自分にかかってきた電話で、そんなことを思いました。
やべえ。
校長先生みたいな話になってしまったな。
終業式前だということでご了承くださいな(笑)