誰よりも早く守備のスイッチを入れて、泥臭くスライディングして身体投げ出してプレーする姿。
昨日の練習中の一コマなんだが、
そんな子がいてくれると、自然と練習全体にスイッチが入る。
見てるこっちは、ちょっと怪我だけはという思いにもなるんだが、
結局、そのワンプレーワンプレーで、練習の空気は変わる。
一人一人の高い意識が、チームをより良くするというのは、当たり前の事なんだが、
チームスポーツであるが故の他者への依存があって、その殻を破れるかどうかに、
チームとしても、個としても成長の可能性が隠されてるような気がする。
チームとしては、そんな発信者が多くいた方がいいと思うし、
個人としても発信者にならなければ、自身の成長に限界があるという事だ。
練習には、毎回毎回違った空気感があり、
それは、目標となるものが近かったり遠かったり、モチベーションを構成する要素の有無が関係する。
また、小学生なんで、学校生活やら家庭生活の中での気持ちの揺らぎだったり、
そんなのが、モチベーションの違いに影響を与えてる事だってある。
練習に来た時に、うまくスイッチを切り替える事がができる事が重要だろう。
気持ちのコントロールは難しい。。。
昨日も、すごく頑張って空気を変えてくれる個がいる一方、
どこか不安げで、投げかける言葉にうまく反応できず、モヤモヤプレーし続ける個がいた。
目は活き活きしてるとは言えず、どうしたらいいのか分からない。そんな感じだ。
たまらず呼んで、けっこうキツめに言ったんだが、
その後から、どこか吹っ切れたようにプレーし始めた。
おそらく、チームの中で自分は何すればいいのか分からず、
求められるものを過剰に解釈しようとしすぎてたせいだと思うが、
その体質は、誰かに依存しているそのもの。
チームとしてこんな事をやって欲しいというものはあるんだが、
言われた事をこなす
みたいな受け取り方をするうちは、依存度が高く、そんな状態で良いプレーはできっこない。
依存する事から発信者になるには、
言われた事を自分のフィルターにかけ、自分の中のスイッチをオンにして、
自らの意思で決断をし続けなければいけない。
一人一人の自分発信力が変わると、空気が変わる事を感じられた昨日の練習。
モヤモヤがなくなった個は、自分なりにスイッチを切り替えてくれたように思う。
練習終わりの雰囲気は良かった。
それぞれの目つきもいい。
最終調整の1週間。いい感じに進んでる気がする。
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昨日慶太郎に電話して、
あっ、リアルエネゴーリー君ですか?って切り出したら、
あっ、リアル小栗旬ですけどって返してきやがった。
小栗旬アピールの発信力いらない。
過度な自己アピールで雰囲気が乱れる恐れもある(笑)
自己分析も必要なのかな。。。