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決勝を終えて感じたもう1つの事。
昨日書いた勝つ事の意味については、しばらくして感じる事ができたものなんだが、
ゲームが終わった瞬間に感じた事は、毎度お馴染みの事なんだが、
日常の積み重ねだったり、コツコツ積み重ねていく事の大切さだった。
ラストワンプレーにそれが凝縮されてた
と言うと、ドラマチックで取ってつけたようなストーリー仕立てになってしまうが、
そんなシーンを引き寄せれたのは、戦術やら采配やらのコントロールの範疇にあるものではなく、
非科学的で、非論理的で、だけど無理矢理解釈しようとすれば、
積み重ねる事の大切さ
に終着してしまう。
この子達に言い続けてきた事の最後のテストの舞台での採点結果が、あの瞬間だったんだろうと思うと、
役割を終えた充実感も重なって、感情が動かされたんだろう。
正直、昨日ゲーム中下した監督としての決断はことごとく空回りし、
後手に回るゲーム展開に導いてしまった。
2点のビハインドを背負ってたし、焦りも出てきたし、失点してもいいから打ち合うべきかどうかも迷ったが、
打ち合いを決断できなかったというのは、
日常にそれがなかったから
なんだと思う。
コツコツやってきた事を最後信じて、俺自身は焦ってたんだが、
焦るなしっかり下でやれ(ボールを大事に繋ぎながら攻めろ)
と言うのが精一杯の監督としてのできる事で、
後は子ども達に託した!!
と少し無責任にも思えるような決断を伝え続ける事しかできなかった。
決勝前も、あ〜だこ〜だ言うんだが、
自分達のやってきた事信じて、自信持ってやれば大丈夫って送り出した。
最後の悪あがきは、やってきた事へのすがりになってしまい、
それは監督としての采配力のなさを見せてしまった事になるんだろうが、
本当に子ども達が自分達で優勝を引き寄せてくれたように思う。
やり抜き通してくれた子ども達に感謝してるし誇りに思う。
先の目標をしっかり見据えてコツコツ積み重ねる中で、色んな節目がやってくる。
公式戦なんかは分かりやすい節目なんだが、
そこで得られる感情の変化で、積み重ねの質も変化するように思う。
勝って自信を深めたり、負けて悔しさ持って頑張ったり。
節目の大きさが、その後の積み重ねの質を高めたり、その後の伸びに関わるような出来事になるならば、
昨日のあの瞬間は、普通の優勝とは違ったわけで、これからの彼らの人生の中で、節目を振り返る時、
大きな節目として残っていくんだろう。
それは、思い悩んだり壁にぶつかったり、
これからきっとくるであろうまた別の節目に差しかかった時、
振り返る節目として、顔を出してくれると信じてる。
その節には、
コツコツ積み重ねる事を頑張りなさい
という俺なりのメッセージを書き残しておきたい。
有終の美は劇的なものになった。
3年間で公式戦で負けたのは、全国大会での2敗のみ。
そんな力はなかった子達が、こんな結果を残す事ができたのは、
ただただ、コツコツ積み重ねてきた結果なんだと思う。
もちろん、その質も大事なんだが、
俺らができるのは、公式戦みたいな決められた節目を待つ事じゃなく、
質を高めるための節目を、コツコツの積み重ねとともに意図的に入れてあげる事なのかもしれない。
その辺のマネジメントは、担当指導者でできる部分もあれば、チームでやっていくべき事もある。
チームマネジメントは一切してない(笑)
日常のマネジメントはヒデ。もっと大きな部分でマネジメントしてくれるせいじさん。
やっぱり、この成果はみんなの力があってのものだ。
改めて感謝。
ソレッソのクラブとしての積み重ねの強さも感じる事ができた。
クラブとしてもこれまでたくさんの節目があり、その節目を子ども達は見る事はできないが、
感じる事はできると思う。
クラブとして大きな節目を作ってくれて、今なお活躍して刺激与えてくれるOBがたくさんいるから。
ありきたりなんだが、
全ての人に感謝しなきゃな。
最後に、、、
たくさんのお祝いのメッセージありがとうございました。
切磋琢磨してくれたチームと関係者の皆さまの存在も、日常の積み重ねの質を高めてさせてくれたと思っています。
感謝!!
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