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学ぶってどういう事だろう?
今回の遠征で突きつけられた課題でありながら、ちょっとこの辺で整理したいと思うトピック。
学ぶ事=知識や技能の獲得
そう捉えると、
例えば、学校教育の教科学習なんかは、
かけ算ができるようになりました。
漢字を書けるようになりました。
水泳ができるようになりました。
これが、学ぶ事の意味になる。
サッカーで言えば、
インサイドが蹴れるようになりました。
シュートを決めれるようになりました。
そんな事か。
でも、、、
その目に見える成果としての事実は、学ぶ事の意味の一つにすぎず、
目に見えないものにこそ、学ぶ事の大切さは詰まってる。(よく言われてる事だが、改めて)
かけ算ができるようになるために、足し算を学んで、足す事とかける事の違いを理解したり、
漢字が書けるようになるために、覚え方を工夫したり、書き込んで脳みそに刷り込んでみたり、
クロールができるようになるために、手の回し方息継ぎの仕方を練習してみたり、
インサイドを正確に蹴れるようになるために、自分なりのポイントを探してみたり。
そう考えると、学ぶ事の意味は、
知識や技能の獲得という成果にフォーカスするものではなく、
知識や技能を獲得するためのプロセスにフォーカスすべきで、
言葉にするなら、
学ぶ事=学びに向かう力を養う事
と定義するのが自分の中でしっくりくるものがある。
成果ばかりにフォーカスすると、
それは習ってないから無理!!
そんな思考の子ばかりが育ってしまうだろう。
火を起こした事がない状況で、
「火なんて起こした事がないから無理です」
なのか、
「どうすれば火が起こるせるようになるのか考える」
なのかは、
成果にフォーカスする学び方なのか、プロセスにフォーカスする学び方なのかで、
思考が全く変わると思う。
となると、次に整理すべきなのは、失敗に対する考え方。
知識や技能の獲得が学ぶ事の意味とするなら、成果主義になり、
失敗はなるべくしない方が良いものになってしまう。
学びに向かう力を育てる事が学ぶ事の意味とするなら、
そんな力は試行錯誤の先にあるものだから、失敗は良いもの(レベルにもよるが)として捉える事ができる。
まとめると、
学ぶ事の意味は、学びに向かう力を養う事はであって、そのためには失敗は大事だよという事。
遠征の時にゴミが散乱しててスルーするのはいけない事だから、
部屋はキレイにしなさい(次は失敗しないように)
じゃなくて、
その他人任せの態度が、しっかりサッカーのプレーに出てるじゃないか。
自分で考えて判断して行動する事を普段からしないといけないぞ。
なんだろう。
視点をこっちに戻すと、学ばせる事は、やらせる事じゃなく気づきを与える事なんだと思う。
成果を求めるとやらせるになって、プロセスを求めると気づきを与えるになると思うから。
あんまり良い事を書けてない最近のブログなんだが、
あ〜こんな時期もあったな。こいつら成長したなって振り返れるようにしたい。
今日の昼は、こんな感じでした。
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