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長く続くブランドには必ず「定番」があるっていう記事を目にした。
虎屋の羊羹やバーバリーのトレンチコートのように、そのジャンルに詳しくない人でもピンときてそのブランドを支えてるもの。
ことサッカーに関してもそれらしきものはあって、
あのチームといえば〇〇。
このチームと言えば〇〇。
サッカーに詳しい人にしか通じないが、サッカー関係者にとっては、「定番」に見えるそのクラブの色はどのクラブにもあるものだ。
商品としての「定番」というのは、作り上げられた完成物で
どうこうしても曲がらない固定された強さがあり、第三者が介入したところで、その「定番」が形を変える事はない。
だが、サッカーで言うところの「定番」は少し違ってて、第三者からはあのチームと言えば〇〇と見えるような「定番」も
中で指導している者にとっては、微妙にその年々で形を変え、固定的な強さを持つような完成形にたどり着くことはない。
そうすると、サッカーで言うところの「定番」は何だ?って話になるんだが、
自分なりに解釈するなら、それは第三者から見えるところよりもっと深いところにあって、
信念や覚悟、プライドであり、無形なんだが幹として存在してるような強さを秘めているものなんだと思う。
だから、第三者から見える
あのチームは〇〇
という「定番」めいたものは、実は中にいるものにとっては、
「へぇ~そう見える事もあるんだ」
って事もあるだろうし、イメージだけが先行して変な壁ができたりもするもの。
そのチームの「定番」を知りたいなら、中に入ってみる。
もしくは、もっと本質的な部分を見れるように全体を観察してみるといいのかもしれない。
チーム全体の雰囲気や、スタッフの雰囲気。
中にいるものは、本質である「定番」を持って日々過ごしているはずだから。
クロマグロを2体捕獲したと思って、背後にまわったら気配を感じて逃げるヒデ君。
完成物としてのヒデモンはもう「定番化」しつつあるな。。。
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