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どうしても手に入れたい。どうしても勝ち取りたい。もしくは、何としても負けられない。
ここ一番の勝負になると、いつもと違う感情の高ぶりがある。
毎回、試合となれば当然勝ちたい・負けたくないはあるんだろうが、
「何かがかかった」試合というのは、いつにも増して、勝ち・負けが自然に感情を動かすだろう。
この前の決勝の舞台もそう。
目標にしてた全国大会がかかった大一番の日。
大会役員の仕事で、会場に応援に来る人達の検温係をやっていたんだが、
家族の方はもちろん、お爺ちゃん・お婆ちゃん、おじさんにおばさん、さらには、チーム関係者ではない一般の方々。
予想を越える来場者にビックリしたと同時に、注目度の高さを感じたところだ。
そういえば、今ロアッソで活躍しているOBの坂本亘基も応援に来てくれてた。
そんな注目が集まるような舞台は、本人達の気持ちの高ぶりをさらに後押しするかのように、
いつも通りになろうとしても、いつも通りにはなれない雰囲気を作り出す。
勝ち負けには、いつもと違う価値がついてくるし、コントロールしようにもできないものがあって、
それが、感情の高ぶりとして現れてくる。緊張も含めて。
緊張感ある舞台が子ども達を成長させる
と言ってきたが、
あの舞台で、あの雰囲気を感じると、
未熟な心の子ども達が自分の感情と向き合いながらプレーする姿にやっぱり間違いないなって確信さえ覚えてしまう。
感情の高ぶりに身を任せてみるのか?それとも自分なりにコントロールしていつも通りを心がけてみるのか?
その子なりに感情への向き合い方は違うんだろうが、
いつもと違う心の揺さぶりは、成功体験も失敗体験もきっと強烈にその子のどこかに残るはずで、
それが、より自分と向き合うきっかけになり、プレーの成長に繋がるんだろう。
決勝の舞台。
平然とブレる事なく自分達のサッカーを表現し、いつも通りを貫いた子ども達を純粋にすごい奴らだって思った。
ゲームの流れみたいなものもあったとは思うが、うまく自分をコントロールできてたんだと思う。
大会の中で、うまく行かないゲームもあったと思うが、そこを乗り越えて、
決勝の舞台であの堂々たる姿でプレーできたというのは、きっと自信になり成長に繋がるはずだ。
次は全国大会。
さらに大きな目標が待っていて、周りの雰囲気もさらに緊張感が増す。
そこでどう自分と向き合ってプレーできるのか?
さらに成長できるチャンスだ。
今のうちから下準備をしっかりして大会に臨んでほしい。
感情と向き合った分、心は成長し、プレーも成長していく。
ちなみに、、、
ヒデ君は優勝した日の帰り道、マックのドライブスルーに立ち寄り、
ビッグマックセット。もちろん飲み物はコーラを自分へのご褒美にしたらしい。
ヒデ君みたいに、ホッと一息入れるのもいい。
自分なりの向き合い方で、新たなスタートを切れるように!!
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