義務教育で9年間、高校で3年間、短大・専門学校・大学まで行けば+αの年数。
教育を受けられるのは12年+αの時間がある。
教育を受ける事の意義は、付帯する集団生活なども含めて、
社会に出るための準備としてまとめられそうだが、
そこには「学力」というものが必ず付きまとう。
「学力」という成果は、教育を受けている期間はシンプルにテストの点数で測る事ができるんだが、
社会に出るための準備のために積み重ねてきたはずの成果(テストの点数)は、
実際社会に出たところで、置き換えて測る事はできず、
社会に出た後に問われるのは、知識や思考をどう活かすか??だ。
故に、教育を受ける中で、
勉強を頑張る子は、テストの成果に意義を見出すし、
勉強を諦める子は、ある意味賢くて割り切りの中で必要最低限を身につけるか、
シンプルに嫌いだからやらないという選択をする。
だが、大学受験、高校受験の真っ只中の今。
多くの受験生は、
勉強やっとけば良かったの
後悔をしている事が多いだろう。
いくら内申点や面接が重要視されてきたと言っても、
根本の学力で成果を測るという制度は大きく変わる事なく(点数はどうでもいいなんてならず)、
先の事が確実に分かっているのであれば、
やるべき事を当たり前にやる
はシンプルな答えのような気がするが。。。
そんな事を思いながら言うのもなんだが、
学力の費用対効果を社会に出た中で実感する事はほとんどない。
成果が数値じゃなくて、成果物でしか測られないからだろう。
最近では、「自己成長」「大人の教養」「学び直し」といった流行り言葉もあるし、
それに絡め取られるように、「学力」って何なんだ?って思う事さえある。
何のためにテストにしがみついてたんだって。。。
でも、、、
何だってそうだと思うが、
やらずして意味ない、関係ないの判断を下すよりは、
やりながら、もしくは、やった後に感じる答えの方が正しいと思う。
その後にも活かされると思う。
受験期には、必ず「学力」が試される場が用意されている。
多様な生き方があるし、考え方があるからそこは考慮しつつも、
見えてるものに対して、簡単に放棄の選択肢だけは取るべきじゃない。
好きな事をやるために、放棄する事を増やすのはあまりにも代償がデカい。
結局は、やるかやらないかは自分次第だと思うから、先を見据えた選択を。
毎日机の前に座るを続けるかどうかだけで景色は変わるはずだ。
コツコツやれるが一番強い。。。