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脳は、「良き習慣の僕(しもべ)である」
元なでしこジャパンの監督の佐々木氏が著書の中で言ってた言葉で、
上手くいったことを脳裏に焼き付ける事ができたら、
脳はその感触の余韻を大切にし、良き習慣として再現してくれると言ってるんだが、
その意味するところは、
しっかりと頭の中で理解した上でという前提の中で、感覚を大事にしなさい
と理解している。
整理できてない感覚のみのプレーは、良き習慣とは言えないし、
かと言って、あまりにも言語的になりすぎると、感覚としてプレーが染み込まない。
頭で処理しようとし過ぎると、プレーの処理が追いつかず、一瞬の判断やひらめきがなくなるという事だ。
両者が大事という事だろう。
新しいトレーニングをやろうとした時、やり方を理解するのに時間がかかるという事は良くある。
逆に、やった事があるトレーニングは、スムーズにいく。
これは、言語的に処理できるスピードと、感覚的に落とし込めるスピードのかけ算だと思ってて、
言語的にプレーしようとするだけでは、理解しようがあまりにも先走りしすぎて、プレーする事を忘れてしまうし、
感覚的にプレーしようとするだけでは、トレーニングの意図を汲み取れず、何のためにプレーしているのか忘れてしまう。
やはり、両者のかけ算によって、良き習慣が生まれてくるし、
それが脳に蓄積される事で、習慣に変わっていくんだろう。
昨日も新しいトレーニングメニューを入れたら、見事にうまくいかなかった(笑)
でも、その中で個を見ていくと、スムーズにやれる子とそうでない子の差はやっぱりあって、
良き習慣とは、
言語的処理能力と感覚に落とし込めるスピードなのかなと思ったところだ。
サッカーは、身体を扱える事、ボールを扱える事がまずはベースとして大事だと思うが、
たくさんの人(敵・味方)が関わり、攻守も目まぐるしく変われば、一瞬の判断を要するスポーツでもある。
脳の処理能力がものをいうスポーツがサッカーだ。
という事は、佐々木さんが言ってるように、
脳は、「良き習慣の僕(しもべ)である」
を大切にしながら、言語的にも感覚的にも良き習慣を作っていかなければいけない。
理解力と行動力(プレーで表現できる力)を身につければプレーパフォーマンスはどんどん上がっていくように思う。
今のうちに良い習慣を身につけよう。
ヒデ君、コーラを飲み過ぎるのは、良くない習慣だぞ!!
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