子供たちの“本物の笑顔”がたくさん見れるチームに!ソレッソ熊本 サッカークラブ

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終わり始まり



6年生の練習もいよいよ今日が最後。

 

2会場で練習してるんで、昨日をもって最後の練習を終えた子もチラホラ。

 

俺が送迎していたりょうも昨日をもって最後の練習が終了。

 

という事は、昨日が最後の送迎。



2年生くらいから送迎してたかな。

 

最初は、兄ちゃんばっかりに囲まれてたりょうもすっかり声変わりして、

 

少しドスのきいた声で、「4年間送迎ありがとうございました」って言ってくれた。

 

ちなみに、俺の中でのりょうは、小さい頃からのイメージが消えなくて、

 

今でも名前を呼ぶときは、りょうちゃん(笑)

 

穏やかでかわいい顔つきに似合わず、ファイターだった。

 

中学はまだ迷ってるようだが、おそらく別のクラブで頑張るらしい。

 

りょうちゃんらしくこれからも頑張ってくれ!

 

お母さまからは、車を汚くしただろうからって、



ハンドクリーナーのプレゼント。

 

大切に使わせてもらいます。

 

子ども達の成長を見れるのがこの仕事の醍醐味で、

 

自我が確立されてないからこそ起こりやすい気持ちの浮き沈みに

 

時には振り回され、時には諭してあげて、そんなやりとりを楽しく感じている。

 

プレーの成長を見るのも嬉しい事なんだが、クラブでの活動はそれだけでなく、

 

オフザピッチでの成長も感じる事ができる。

 

気持ちが浮かない時は、進んで動かない手や口が、気持ちが充実してると、勝手に動くように、

 

子ども達は、色んな気持ちを抱えながらクラブ活動を頑張って少しずつだが自立の道を歩んでいる。

 

ほとんどの場面で手を差しのべる事はないんだが、集団の中で子ども達は、子ども達なりに感じるものがあって、

 

彼らなりの感じ方で徐々に成長していく。

 

昨日のりょうちゃんの「ありがとうございました」には、

 

彼なりの成長の跡があって、やっぱりサッカーを通して、心も成長していくんだなって感じたところだ。

 

うちのクラブは、競争が激しいし、活動量もどこのクラブも負けない自負がある。

 

日常の環境はもちろん、外に目を向けてるんで、刺激的な経験もできるし、

 

その中で子ども達が感じるものは、少し特殊なのかもしれない。

 

平等・公平・協調が重んじられる学校と違い、それも大事にしながらなんだが、

 

求めるものは、逞しさを身につけた上での自立心。

 

輪の中にとどまる人材じゃなくて、輪の中から飛び出していくような人材が育ってくれればという思いと、

 

そんな子が勝手に育っていく環境があると勝手に思っている。

 

6年生は、これから別々の道を進んでいくんだが、

 

ソレッソで経験した事をしっかり次のステージに繋げていって欲しい。



豊野では、昨日から桜がチラホラ咲き始めたみたい。

 

新たなスタートだな。

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