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新人九州はあっけなく1回戦負けで終了。
相手も相手なんで、おそらく今までで一番悔しかったし、
自分がプレーヤーとして味わってきた悔しさと同じ感じがした。
指導者になって、いくつもの勝ちといくつもの負けを経験してるが、
やっぱり、プレーヤーとして持ってた感覚と、指揮を取ってる感覚は違って、
終わった後に感じる、嬉しさや悔しさは、ずっと
「指導者として」
が頭にくっついてる気がしてたが、何かね。。。
昨日のホイッスルがなった瞬間は、あの頃と言うと大袈裟だが、
我が事のように、自分の感情に大きく刺さるものがあった。
こんな感情になるのは、まだまだ俺自身が未熟だったって事だ。
そんな甘さが勝たせてあげれなかった原因かな。
ちょっと最近を振り返ると、この大会に向けて万全の準備ができてたように思う。
県大会からうまくいかないながらも、決勝まで行って、清々しく決勝で負けて、
そこからテコ入れが始まって、、、
個の成長と、チームの成長は、俺なりの感覚だが、けっこう感じてた。
特に、ここ一か月は、練習試合では負けもなければ、内容があやふやのゲームもなく、
自信を確かなものにするには十分な積み上げができてた。
最後の1ヶ月は、
どんだけ自信を蓄積できるか？を目標に、
そのためには無駄な試合を1試合でもなくす。
具体的には、
常に100%でやり切る。
1つ1つのプレーに妥協点がないようにする。
こんな事を言い続けてきて、それを見事に子ども達は実行し続けてくれた。
ゲーム前のミーティングでも、それを振り返りながら、自信を持って臨もうと送り出したんだが、、、
昨日のあのゲームに関しては、一言で言うと、
「臆病」
だったように思う。
いつものように怖がらずに縦パスを入れる場面は少なく、増えたのはバックパス。
効果的なワンタッチパスも少なく、ボールも人も各駅停車で、ボールを失いたくない気持ちが先行。
余裕がある時は、相手の逆を取るのがうまいはずが、真っ向勝負ばかり。
それを、本番で発揮するメンタル
と言うと、それまでだが、
そんな「臆病さ」が出てしまったのは、
コントロールできなかった俺の責任なんだろう。
結局はメンタル。
勝ち負けを語る時、そこに落ち着く事が多くあるんだが、人の性格はなかなか変わらない。
それを克服するためには、具体的な手立てが必要だ。
俺もメンタルは弱い。
けど、自分が自信を持ったものに対しては、メンタルに左右されない。
表現を変えると、、、
メンタルを自分なりにコントロールできるようにはなれると思う。
根本は、弱くても。
人には、それぞれ性格があるように、色んな考え方があって、
メンタルの克服の仕方も人それぞれでいい。
けど、俺自身は、コツコツ積み重ねる事でしか自信をつけれなかったから、
子ども達には、これからもコツコツ毎日やろう
を言い続けるんだろう。
練習後の自主練。
毎日机に座る。
スポーツも勉強も同じで、小さな積み重ねをコツコツやる事が、
自分をコントロールするための根拠になると俺は思ってる。
という事で、、、
今日は予定を変更して、練習。
負けた後の一歩は早く踏み出さないとね。
最後に、、、
昨日の宮崎は強かった。
ブレがなく自分達がやってきた事をやり切る姿勢と、最後まで諦めない姿勢は、
はるかにうちを上回ってて、
俺らを「臆病」にさせたかな。
また、これで俺らは強くなれるはず。
ありがとう。そして、これからも切磋琢磨できる存在として。
今日も頑張って！
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