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今日は雨予報。
週間予報を見てみると、明日は晴れ予報なんだが、それから先の1週間は傘マークが並ぶ。
梅雨にしては早すぎるし、昨日・今日で先の予報は変わるし、
せめて週末だけでも晴れてくださいって感じだ。
さてさて、
先日、荷物の整理をしたら大学時代の卒論の抄録集が出てきた。
卒論と言えば、大学最後の大行事で、4年時には授業は、ほぼほぼないんだが、
卒論に時間を割いた覚えがある。
と言っても、詰め込み型じゃない俺は、3年から着々と始めて追い込むまでの記憶はないんだが。
計画的に、コツコツとが性に合っている。
卒論で書いたのは、
「組織の規模をめぐる問題が部員の意識構造に及ぼす影響」
1学年40人くらい。所属する部員は160人弱。
チームも、トップチーム(A1)から、A2、B1、B2、C1、C2まである中で、
練習時間も違えば、出れる大会もチームによりけり。
そんな中で、部員のモチベーションがどうやって保たれてるのか?に興味を持ちこの題材にした。
生活環境は、田舎街で、当時は都心へのアクセスも悪く、
親元を離れ、遊びを覚えるにはうってつけの大学時代に、そんな環境じゃないというのも要因だとは思うが、
組織の規模が大きくなるにつれて出てきそうなチーム毎のモチベーションの低下がほとんどなかった。
大体、問題の所在はネガティブなとこらから拾うのが定石なんだろうが、
問題の所在というよりは、興味・関心が先行したというところか。
トップチームの練習は、月曜のオフ以外、毎日16:45〜。
それからB2くらいまでは21:00までの時間をグラウンドを使って練習できる。
Cチームからはたまにグラウンドを使えたり、朝練のみがほとんど。
そんな環境だったんだが、いわゆる下のチームにいる選手達もモチベーションを切らす事がない。
練習終わりに筋トレルームに行くと、たくさんの朝練組が筋トレやってるし、
練習前にケアしに行く部室みたいな所にも多数ケアに来ている選手達がいる。
アンケートを実施した結果、明らかになったのは、
・目標を明確に持っているかどうか
・我々意識があるかどうか
この2点がモチベーションを保つために有意な差が出た部分だった。
練習時間・場所。スタッフの充実度。公式戦の重要度。
有意差が出そうな部分にあまり差がなかったのは、1つは自立した大学生だからという理由があるんだが、
結局は矢印がどこに向いてるかどうかなんだと思う。
我々意識とは、簡単に言うと、部への所属意識だったり愛着。
目標の明確化と我々意識は、内側への矢印で、
練習時間・場所。スタッフ。公式戦の重要度なんかは外側への矢印。
子ども達に目線をうつした時、子ども達の自立を促したいなら、
このクラブで、こんな目標に向かって頑張りたい
を促すべきなんだろうな。
それぞれの学年の人数は多くなってきてるし、組織としても宮崎・鹿児島・長崎と規模が大きくなってきている。
俺らスタッフもグループが大きくなる中で、ソレッソ愛を大切にしながら、
与えられた場所で、目標を明確にして進んでいかなければいけないな。
目標の明確化と我々意識を大切に。
ソレッソらしくだな(笑)
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