力の差がそのままゲームのスコアに出る。
力の差がスコアには出ない。
力の差はあれど、スコアは逆転してしまう。
力の差の定義を何にするかでもちろん見方は変わるけど、
力を測るものとして、ボクシングのように決定打、手数をそれとするならば、
見てる人の気持ちや興奮度と一致すると思う。
先日のブラジル対日本の試合のゲームスタッツは、
ボール保持率
ブラジル54%
日本46%
シュート数
ブラジル22本。その内枠内シュートが6本
日本6本。その内枠内シュートが0本
得点期待値
ブラジル3.25
日本0.49
ちなみに、ブラジルの得点期待値の毎試合毎の平均が2.19。
日本も同じく2.00くらい。
いつもよりブラジルは攻めてたって事になる。
ゲームスタッツから見えるものと、見てる人が感じたものはおそらく一緒で、
このゲームに関して言えば、
力の差がスコアに出なかったになる。
サッカーを球技という括りの中で、さらにゴールがあるスポーツ。いわゆるゴール型に分類した時に、
その特徴は、得点機会が少ないという事が挙げられる。
だからこそ、試合時間の中で、もちろん、結果を一番は求めて楽しむんだが、
じっくりと内容を味わう事も醍醐味に加えられる。
どうやって攻めるのか？もしくは、どうやって守るのか？
1点の価値があり、そこに緊張感ある時間経過がある事が、見てる人を熱狂させるんだろう。
だが、文化として根付いたサッカーには、別の観点が存在する。
ゲームスタッツに見えるものとは違ったそれぞれの楽しみ方。
イタリアに代表されるようなカテナチオ。
ブラジル、アルゼンチンのような個人の華やかさ。
スペインの組織的なサッカーに、ドイツのゲルマン魂。
クラブであってもそう。
これは文化というより、監督の哲学的なところか。
マンチェスターシティには緻密さがあり、リヴァプールには縦への推進力と攻守においての迫力がある。
サッカーを見る時、何が正解かを求めると、そこには色々な正解があって、
ゲームスタッツから見えるような力の差を楽しむ人もいれば、
力の差がスコアに出ないからサッカーは面白いと感じる人、
我が国・クラブのスタイルを貫き通した事に価値を見出す人もいる。
そう考えると、サッカーの見方に正解があるとすれば、
それは、その人なりの価値観に基づく楽しみ方と内容・スコアが一致する事になる。
最近、YouTubeでUFJを再建した森岡毅さんの動画をよく見る。
日本最強のマーケターと言われる人だ。
3日前かな。また新しい動画がアップされてたんで、ぜひ。
https://youtu.be/nRzl3sJM3X0
この人の考え方が好きなところは、常に目線が自分に向いている所。
少し話は脱線しているようだが、サッカーの見方も似たように、
自分なりの価値観で、自分なりの目線で見る事が大事なんじゃないかな。
長くなるけど、もうひと脱線。
昨日、前々から宣伝してる3x3footballに新たな動きがあった。
九州3x3football連盟の立ち上げ。
俺が中心でやっていかないとって思ってたが、やっぱり俺には力不足で（笑）
もっとこの動きを加速させるため、トップで走り続ける適任者は誰かってなった時に、
ちょうどせいじさんがいいタイミングで話をしてくれたんで、気持ちよくその役割をお願いした。
やっぱり自分を知るっていうのは大事だ。
俺は黒子くらいが似合う（笑）
という事で、、、
サッカーの見方しかり、自分の行動しかり、
自分の軸というものを持っている事が大切だし、そうであれば気持ちも豊かになっていくと思う。
小学生にはまだまだ難しい捉え方だとは思うが、
いつも言うよに「自立」がその第一歩。
「自立」しようとする中での試行錯誤の中で、自分を知り、自分自身を豊かにする術をそれぞれが手に入れていくんだろう。
手を差し伸べすぎない。でも、考え方のヒント言葉として送ってあげる。
それをどう正解に持っていくかは、その先それぞれがさらに考え直し、咀嚼し、行動にうつすというプロセスがあるんだが。
長々となったが、
今日言いたかった事は、
自分らしさを大切にだな。
最後に、昨日朝倉が3x3football連盟の公式インスタページを作ってくれたんで、フォローよろしくです！
https://instagram.com/3x3football_kyusyu?igshid=YmMyMTA2M2Y=
ソレッソらしく、加速していきます！！
