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大起のブラジル行きがリリースされた。
相変わらず律儀なやつなんで、しっかり電話してきてその報告を貰ったんだが、
電話口から伝わる決意や覚悟には、
どうこうアドバイスするという事はおこがましく、
ただただ、頑張ってこいよってしか言えない。
ふと考えると、大起はまだ21歳。
世間一般の21歳は、自分自身もそうだったように、
まだまだボヤけた未来しか想像できなかったり、未来よりも今が楽しい盛りであったり、横道にちょいと逸れてみたり。。。
大体そんなもんだと思うが、
21歳の決断。
本来なら、人生経験を武器に、あれこれ言ってやろうかと思うくらいなんだろうが、
そっか、そうなんだってその決断が間違いじゃないって気にこっちがさせられてしまう。
いわゆる背中を押すしかない状態だ。
子どもの頃から、何となくどんな壁も乗り越えていくんだろうなっていう想像をさせられた大起。
彼の夢をなぞってみれば、
今回の決断が正しいかどうかは、俺からすれば、遠回りの気もするが、
どの道を選ぶかよりも、選んだ道、もしくは置かれてる環境の中で頑張るしかない
と誰それが言うように、
きっと、大起は自分らしく、心地よい壁じゃなく、辛くて険しい壁を設定して、
頑張るしかないを選択したんだろう。
リリースされた日に、エスパルスでスカウトやってる後輩から連絡があった。
今回こういう形でエスパルスを離れる事になりましたって報告だったが、
彼も俺と同じ気持ちで、
あいつには頑張って欲しいって気持ちがあったんだろう。
いちスカウトがわざわざ電話してしてくるのは、稀な事だと思うが、
そうさせる何かが大起にはあって、彼の活躍を期待しましょうってメッセージだったように思う。
応援したくなる選手なんだろうな。
大起と話してて、聞いたが、ブラジルのプロの世界は相当厳しいらしい。
監督も、コーチも優勝チーム以外は、シーズン途中で交代するのが当たり前だし、
5人も6人もワンシーズンで監督が変わるケースもあるという。
監督が変わると、メンバーも変わるのは当たり前で、
移籍期間はとりあえず1年間。
その中で、コンスタントに出続けるのは、相当なサバイバルだと思うし、
そこで出れなければ、選手としての価値は当然下がるし、
本当に死にもの狂いの毎日が待ってるんだろう。
でも、そこを越えれば何かが変わると大起は当然思ってるはずで、
21歳の決断が、余計に凄く感じてしまう。
とにかく、活躍を見守るしかないんで、1年間の移籍期間を終えた後、
さらにステップアップしてくれることを期待しよう。
頑張れ!!
昨日は今年度ラストのキッズスクール。
平日だったからなのか、いつもより若干少ない参加者だったが、
無事今年度の活動も終了。
次年度以降も、次1回ペースくらいで継続していこうと思う。
今日の夜は、6年制の謝恩会。
最後の時間をしっかり楽しもう。
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