張り詰めた週末が終わり、また日常の1週間がスタート
今日はクラブユース九州大会ことを。
正直、毎日毎日寝ても覚めても胃がムカムカキリキリして、仕事の優先順位は整理できてるはずなのになんかスッキリしない。
ストレスというか不安というか、ずっと気持ちが晴れない中で日々を過ごしてた
そんな中でも自分が目指すところはただひとつ。
実力的に足りないところがあるのは重々承知の上で、這いつくばってでも、めっちゃ泥臭くても
なんとか全国大会への切符を掴むんだ!と、その心意気だけは大切にして出発の日を迎えた
バスの道中でもなんか落ち着かず、一睡もすることなくシュンスケと話をしていた。
宿舎に到着し、食事、入浴を済ませ、夜のミーティング。
合宿や遠征に出かけても宿でのミーティングはあんまりやる方ではないんだが、ここぞの時にはしっかり話をするようにしている
ミーティングでは、これまでこの子たちから感じたことのなかったくらいの聞く力を感じ、
中には話を聞きながら涙を流す者もいて
決戦へ向けてのの雰囲気作りはしっかりとできたと思う
部屋に戻ってからも試合のいろんな場面を想定してプランニングすることができた
夜は2時間おきくらいに目が覚めて、緊張してるのか乳児にミルクあげなきゃいけないのかわからなくなったが(笑)
いざ試合会場へと。
ここまで来ると、もうやるしかねー!モードに入れるので、覚悟は決まってた
前半は選手たちがとても臆病になっていたと思う
振り返ってみればって感じだが
0-2にされたあたりでは大惨敗の様相を呈して
これはマズイと自分でもかなり焦りはあったが、
サッカーの面白いところはまさにこれって感じで
アディショナルタイムに1点返すと一気に生き返り、ゴールの影響力の大きさを再実感。
後半に向けては
『自分たちがやってきたものを堂々とやろうぜ。やってきたことが通用しなくて負けたんならまた頑張るきっかけにできるし、絶対に通用するよ。今やれてないのは、技術的な問題ではなく勇気の問題だと思うよ』
って送り出し、フリーキックで失点するまでは、ボールをよく握っていたし、取り組んできたことを表現できていたと思う。
突き放されても追い上げ、突き放されても追い上げ
諦めずに必死に戦う選手たちを心から誇りに思ったし、マジで勝たしてやりたいと思った。
結果としては追いつくことなく、敗戦となってしまったけど
会場にいた関係者の方からも
チームのこと、内容のこと、選手個人のことに高評価をいただけたことは良かったと思うし、凹んでる自分には少しの慰めになったかな
福岡チャンピオンの筑後サザンは素直に強かったと思います。
試合後、涙を流す選手たちを見て、勝たせてやれなくて本当に申し訳ないと思った
監督としての自分の力の無さには嫌気がさすが、
本当に選手たちはよく頑張ったと思うし、試合に出てないメンバーも声を張り上げて、チーム全員で戦うことができたことはスーパー成長だと思う
全国大会への挑戦は終わってしまったが
努力すれば必ず叶うというような、都合の良い世界ではないし、現実はホントに甘くないと勝負の世界の厳しさを思い知らされる
けど、
保護者さんの本気のサポートを受け、個人としてチームとして本気で取り組んだ過程というのは、自分の人生にとって財産になると思うし、
九州大会でこの勝負ができたってのは、かけがけのないことだと思うので、それを思い出とするのではなく、これからの成長のきっかけにしてほしいと強く強く思います。
遠い佐賀の地までたくさんの保護者さんが足を運んでくださり、たくさんの応援をいただきました。
とても心強かったです。
勝利を届けることができず、申し訳ありませんでしたが、またここから再スタートを切り、頑張っていきたいも思います。
ありがとうございました。
自分自身としても、もっともっと成長したいと思わせてもらえる大会となりました。
難しいからこそ目指し甲斐がある。
ホントに子どもたちに良い経験をさせてもらってます。
もっと強くなりたい!