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筑波に合宿中のオリベに筑波大学の監督である小井土さんが来て、子ども達に話ししている動画が送られてきた。
堀さんと小井土さんは同級生なんで、宿舎に来てくれたんだろう。
小井土さんは、三苫選手の事を子ども達に話してた。
すごくいい内容だったんで、まとめて。
大学に入学した18歳の三苫選手は、
当時、
守備も足りない
チームの約束事も守る事もあまりできない
ファールされたらすぐイライラする
そんな選手だったという。
でも、力はあったんで、プロ昇格の権利を勝ち取ったんだが、
自分の弱さを知ってたからこそ、足りないものをしっかり補い、
4年後の姿が今よりもっと成長している事を信じて大学進学を決断したという。
そんな覚悟を決めて進路選択したからこそ、今あんなに活躍してると言われてたし、
身体を大きくし、スピードを身につけ、足りないものを補い、
1対1に関しては、
実際この目で見てるから言うけど、
トレーニングの後、どんな時も、冗談抜きで毎日誰かを捕まえてひたすら練習をやってたと言われてた。
もちろん大学の時は、プレミアリーグであんなにチンチンにできるようなドリブラーじゃなく、
今こうやってプレミアリーグで活躍してるのは、
努力している姿を見てたからこそ、偶然じゃなく、必然なんだよって言われてたし、
できない事をできるようにするために、しっかり目標を立て、
ひたすら毎日積み重ねをやる事が最も大事と言われてた。
最後に、みんなにもその可能性がある。
ただ、あ〜できないって投げ出したり、自信をなくしたりする選手がほとんど。
三苫選手のように、
しっかり自己分析して、目標を立て、覚悟を決めて、毎日努力し、自分を信じて、
可能性を潰さないで欲しい
と言われてた。
俺は、大学1年に入学した時に、すぐトップチームにあげてもらい、
最初の練習で、もの凄い衝撃と洗礼を受けて、自信を失った。
食らいつこうとしても、
どこかに俺は無理だったり、高校をサッカーに賭けてた奴ばっかりだったんで、
高校3年間、サッカー漬けできなかった自分との比較に正直引け目を感じていた。
同時に、最初にトップに上がれた事に満足してる自分もいた。
もう取り戻せないが、
満足する事なく、自己分析して、自信を持ち続けれたら未来が変わっていたかもしれない。
指導者として偉そうな事を言うけど、
俺にはそんな過去があるからこそ、
同じ道を子ども達に進んで欲しくないと思っている。
自身の挫折と、プロになったたくさんの仲間と、プロになれなかった仲間と、
そんな肌身で感じてる経験値はあると思うんで、
毎日の積み重ねの大切さをこれからも伝えていけたらなと。
可能性はほんと無限大で平等だと思う。
俺みたいにならないように頑張れ！
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