マックスバリューカップは、見事優勝。
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日曜の朝からさらに体調不良者が出て、
生き残った9名で3試合。
1試合空きのテンポでゲームも進むんで、体力的にもきつかったと思うが、よく頑張った。
スコア的にも、
4対0、4対2、5対2と安定して点が取れるし、安定して失点もするが(笑)
約束事の確認と、意識の共有は進んだようで、結果というよりも内容に満足いく大会になった。
準決勝は、2点のビハインドを背負い、後半10分までスコアは動かず。
でも、いい攻撃してるし、守備も集中してるし、負けてもしょうがないなって思ってたが、
残り10分で怒涛の4発。
ジャブが効いてて、1点入った後、雪崩が起きたように思う。
一番ポジティブだったのは、
悔しい思いをしっかりぶつけて2日間頑張った子がいた事。
優秀選手を各チーム1人ずつ選ぶんだが、俺が選んだのはその子。
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県大会の準決勝・決勝は1分もピッチに立たせてあげる事ができず、
本人も悔しい思いをしてたんだろうが、本当にこの2日間は欠かせない存在として頑張ってくれた。
研太と、あいつこんなに上手かったっけ??
って言いながら見てたが、
暴れん坊達を動かす大事な歯車として(笑)役割を考えながらしっかり頑張ってくれたと思う。
初日に突き指して、絆創膏貼って、
大丈夫です
っていう奴だから、考えてやってたかは、定かではないが(笑)
その他の子達も、もちろん頑張ってくれて、
準決勝ではミスを重ね、不安定だった子が決勝で強烈なミドルを突き刺したり、
準決勝前半1対1でやられまくった子には、葉っぱかけて、
後半意地見せて1回くらい1対1勝ってこい
と言ったら、後半見事にシャットアウトしたりして。
ちょっとのきっかけで成長してくれる姿を見れたのも収穫だ。
インフルエンザに怪我。
チームとしては痛いが、こうやって少しずつみんなが成長してる姿を見ると、
離脱者が出ても不安に思ってはいけないなとも思う。
それくらいそれぞれの力は変わらないし、誰が出てもって感じだから、
ピッチに立つのは、コンディションを維持できた子って事になる。
子ども達にはプレッシャーかもしれないが、俺にとっては嬉しい悩みだし、
これから彼らが成長していく中で大事なのは、
しかるべき時にしかるべきパフォーマンスを発揮できる事なんでね。
Vファーレンの監督の松下さんとも話たが、松下さんはプロの世界に身を置いてた人。
本当にいい選手ってやっぱりそういう選手ですよね
って言われてたが、
俺もそう思う。
今回遠征に来てない子達が、もっと目の色変えて、さらに競争してくれると、
全国までの数週間で、またチームも個もひと伸びしてくれるはず。
ポジションは与えられるものじゃなく、掴むものだって思って頑張って欲しい。
やるべき子がしっかりやり切り、支えるべき子がしっかり支えて、
それぞれの歯車が噛み合って、
チームとしていい絵を描けてたように思う。
内容にも結果にも満足できたこの2日間は貴重だった。
全国大会まで約3週間。
一人の離脱者も出ずに本番を迎えたい。