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今日は、朝からマリゴフェスで大津。
6:30頃(笑)空港に入っていく車を見ながら、
そういえば、この前7:35の便で出発したが、6:00頃に空港に到着し、
フロアが開いてなくイライラした事を思い出した。
空港内も、電車の乗り継ぎも、そこそこ歩かないといけないんだが、
人が多くて、エスカレーターも、空港にある歩いたらスピード出るやつも、トロトロ歩く人で詰まるんで、ほぼ全て使わず、
別に急ぐ必要もなかったが、全て早足で移動。
疲れてイライラするんだが、せっかちが勝るというね。。。
こればっかしはどうにもならないな。
一緒に出張してた上司からは、大学内を歩いてる時、
お前歩くの速くね〜
って言われた。
無意識だから厄介。。。
昨日は大学の監督にインタビュー。
主に大学サッカーの色んな部分での立ち位置について話を伺ったんだが、
日本代表メンバーについて面白い考察をされてた。
カタールW杯時の代表メンバーで大卒者は9人。
そのうち、世代別代表として活躍してたのは、柴崎選手のみで、谷口選手はU18の候補。
という事は、残り7名は、高校まで全く無名とは言わずとも、プロの世界では厳しい選手達が、
大学を経て大きく成長し、代表まで登りつめてるって話をされた。
もちろん、世代別代表に選ばれる事は素晴らしい事だが、
順調って思ってる時に、大きな罠があると。
逆に、プロになれず、悔しい思いをした経験が、大学という場所で磨かれ、
プロになれなかった高校卒業時から、大卒でプロを勝ち取り、
プロとしてのキャリアに影響してるんではないかと言われてた。
三苫選手のケースは稀で、彼はプロのオファーを断り、大学に進学してきたんだが、
彼の場合は、悔しさとかではなく、とにかく自分を持っていたと。
在学時のセルフマネジメントシートを見せてもらったが、
目標を具体的に定め、それに対するアクションもこと細かに書いてある。
川崎フロンターレに入って10得点10アシストって書いて、そのシートを見た時、鳥肌が立ったんだが、
その具体的すぎる目標も1年目見事に達成しているし、やっぱり三苫選手は意識が違ったと。
毎日の自主練の1対1は、嘘でもなく4年間続けていたし、
1年時は、リーグ戦の半分くらいしか出てなくて、それも残り10分程度だったらしい。
ほんと目標を定め、地道にコツコツ積み重ねてたから今があるって言われてた。
研究室にはたくさんのプロに羽ばたいたOB達のユニフォームが飾られてたが、
この子達の共通点は何ですか?
って聞くと、
言語化できる能力じゃないかな
と言われてた。
目標を定める事もそう。自己分析できる事もそう。アクションプランを立てれる事もそう。
しっかり、言語化でき、具体的に行動に移せる事が大事で、
プロに巣立った選手達は、その能力が高かったと言われてた。
もちろんそれは、親元を離れ、覚悟を決めてやってきた大学という自立しなければいけない場所がそうさせてるとも言われてたが、
そういった意味では、
やっぱり大学の役割は大きい気がするし、
高卒、大卒それぞれにメリット、デメリットがあると思うが、
可能性を消さないために、猶予を与えるには、大学の存在は重要なんじゃないかなと。
大きく人として成長するのが大学の良さで、
本来の目的である学業も疎かにしてはいけないし、一人暮らしとなれば、寮と違い、タイムマネジメントもしないといけない。
また、200人ほどいる部員のうち180人は一般入試の学生で、
強い志を持って、自分を律し、受験して勝ち取って入部している仲間達がいて、
そもそも自立した仲間が周りにいる事も、大きな影響を与えてくれてるとも言われてた。
6軍まであるが、どの学生も目的を持って部に所属している。
プレーヤーとしても本気だし、部のマネジメントに対しても学生主体で色んな事にチャレンジしてるし、
それぞれの意識が高いから、集団として強くなり、
プロになれない子がほとんどだが、そんな子達も社会に出たら活躍する人材に育ってくれるとも言われてた。
ソレッソの話もしていただいたが、
小井土さんが言われてたのは、
学業を疎かにするな
と。
小・中・高・大。本来やるべき事をやれない子は、壁にぶつかった時に逃げてしまうし、
当たり前の事を当たり前にできる事は、成長する上で絶対に必要な要素だって言っていただいた。
だから、筑波の学生は200人いても誰一人辞める事なく、4年間やり切って卒業していく。
これは特別な事じゃなく、当たり前でスタンダードな事。
考え方の基準が、アップデートじゃなく、スタンダードなところに戻された気がする。
集団の力は、チームを持ってるとひしひしと感じるんだが、
もっとソレッソが高みを目指す集団になるように。
当たり前の事を当たり前にやり、目標に向かって自立し、コツコツ頑張れる子ども達を育てなければ。
あっという間だったが、有意義な2日間だった。
もっともっと、俺自身も頑張らなくては。
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