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高校総体は大津高校が優勝して終了。
勝ち越し点はけいじ。プレミアでも総体でも点取りまくってて素晴らしい。
セカプロで関わった子達も頑張ってる。
おめでとう。
本当は、後輩が誘ってくれたんで、一緒に見に行く予定だったが、
毎年ながら、この時期はねぇ。。。
後輩も、さっそく、山下君延長でスーパーゴール決めましたってLINEしてきてくれた。
ちなみに、試合は見てない(笑)どこそこ動画は上がってるだろうから見てみよう。
けいじは、ジュニア時代から生粋のストライカー。
ガムシャラにボールを追いかけ、ガムシャラにゴールに向かい、ガムシャラにゴールをこじ開ける。
当時活躍してたスアレスと重なってスアレス山下と言ってたが、
けいじのゴールへの嗅覚ってのも、なかなか育てれるものではない。
生粋のってのには、育てられないような感覚や、持って生まれた的なものがあるが、
その良さが、どんどん研ぎ澄まされていってるような気がする。
エスパルスに郡司って子が今シーズン加入した。
市船の10番。
その子も、多彩な得点パターンを持ってるようで、あれは育てれるものじゃなく、
生粋のものだって後輩は言ってた。
山下君もそれに近いものがありますねって。
海外で活躍してる鈴木唯人も、当時高校生だった彼を見た時、
とにかく、一人で何でもやっちゃうような選手で、
荒削りな部分はあったが、ドリブルの感覚やドリブルの種類の多彩さは、
彼にしかない武器で、まさに生粋のもの。
見ていてワクワクする選手だったって言ってた。
うちでプロになった選手は何人もいる。
誠のゴールに向かう姿勢、大起の負けず嫌いな部分から見えるボール奪取能力、一彩の独特なドリブル。
どれも育てれるものじゃないし、生粋のもので、
逆に言うと、生粋なものを持ってるのが、
プロへの近道のような気がする。
それは、分かりやすさもあれば、
ゲームコントロールをできる目のように、俯瞰できて、一見分かりずらいが、
その子にしかない生粋なものもあるんだろうが、
とにかく、
おっと思わせる何かは、もう幼少期から備わっていて、
それを俺らは潰さない事と、活かせるように肉付けしてやる作業が必要なんだろう。
育てられないで括ってしまえば、コーチとしての存在価値はなくなってしまうんで、
そうフォローしておくが。。。
昨日の練習で4年生のおチビちゃん達をちょっと叱った。
二人とも素晴らしい才能を持っている。
だが、、、
しょうがない部分もあるが、強度が足りないし、守備に関しては、これくらいでいいやが見えた。
6年に上がってるからって満足してるようではいけない。一緒に練習してるんだから、もう学年なんか関係ないぞ。できなくても、姿勢くらいは見せないと上げてやらせてる意味はない
って。
生粋のものは、特別なものであるようで、それを特別視しすぎたり、扱い間違えれば、
仇になるような危険な側面を持ってるように思う。
消えた天才ってのは、仇になってしまったパターンなんだろう。
生粋のものを、あの頃から生粋のものがあったって将来言われるようになるには、
当然だが、才能と、努力がセットでなければいけない。
育てられないものを育てるのは難しい。
でも、その環境はうちにはあって、
その手段は、手を変え品を変えのように、いくつもあるような気はする。
なんでソレッソからいい選手が育つんですか?
の質問の答えは分からないが、
きっとこの環境に、子ども達も指導者も生かされてるんだろう。
頑張れる集団ってのがうちの原点だ。
そうやって高め合っていけると、集団や組織、そして個人は勝手に成長していくんだと思う。
俺らも子ども達に負けないように頑張らなければいけない。
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