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俺も老け倉先生がブログってたヤマル選手の勉強の様子はSNSで目にしてた。
ずーーーっと前だが、世界の育成方法ってのを調べあげてた事があって、
バルセロナの育成組織であるラマシアでは、勉強も重視してるらしく、成績も維持しないと退寮になるって目にした事がある。
学業との両立が素晴らしいサッカー選手(人間)を育てる。
共感するし、俺らコーチ陣もそうだが、大人がそこに目を瞑ってサッカーだけやっとけばいいよ
となってはいけないと思う。
先日、東京に住む友人から電話があった。
息子の進路について相談したいんだけど、教えてくれない?って。
息子は、FC東京のジュニアユースに所属しているが、
コーチとの面談があり、1ヶ月後くらいには、ユースに昇格か降格かを言い渡されるそう。
ギリギリのラインなんで、昇格できなかったら、高体連なんで、どんな高校を選べばいいか?
って感じだった。
FC東京でも、ジュニアユースの選手達は、入学時から勉強の事はけっこう言われるという。
クラブ側からしたら、
学業も頑張らなければいけないという根本的な部分と、
ユースに上がれなかった時に、次の進路の世話の準備という保険的な意味もあるかと思うが。。。
友人は、好きな事やりたいなら当たり前の事は最低限やれ
っていうスタンスで、
勉強があまりにも疎かになれば、注意するくらいらしいが、
その息子は、
21:00頃練習が終わり、帰宅し、風呂に入り、22:30くらいには机に座り、
ほぼ毎日勉強してるという。
成績も上位を維持してるらしく、とりあえずある程度の高校は選べると言ってたが、
この選べる状態にある
っては、ものすごく大事だ。
最近は、どこそこ大学に行きたいっていう具体的な事も視野に入れてるらしく、
だったら、高体連の強豪校で、推薦枠を勝ち取るか、
文武両道で、サッカーも強い高校に進学し、サッカーでの推薦枠を狙いつつ、自力で進学
2択になるけど、
今のスタンスを維持できる子だったら、俺は後者だと思う
って言ったが、
それも、選択できる自由を得てるからだ。
耳を塞ぎたくなるような話しだとは思うし、そっぽ向いてしまえば楽なんだが、
俺は、これが正しい在り方だと思っている。
自分の将来は自分で切り拓く。
それが前提で、クラブは積極的にサポートするし、関わる大人もサポートする。
成績でトップを目指せ
みたいなハードル高いものではない。
成績はどうでもいいじゃないが、
その姿勢があるかどうかは見過ごしてはいけないし、その姿勢くらいは持たせないと、
踏ん張りがきかない大人になり、いつまでも親に頼り自立できない大人になる可能性がある。
とてつもない才能があり、それに振り切ってコミットする事も必要だ。
ただ、それは一握りの人材であって、
俺らが預かる多くの子はそうではない。
だからこそ。。。
一握りの才能があるヤマルだってやるべき事はちゃんとやってる。
こんな事は、もっともっとフォーカスされるべきだな。
久々おんのじの赤節つけ麺食べて、夜中まで腹痛と戦った。
今度ダダンに挑戦させよう。
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