子供たちの“本物の笑顔”がたくさん見れるチームに!ソレッソ熊本 サッカークラブ

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折れる



折れる。

 

両手首2回ずつ。両足首を1回ずつ骨を折った事がある。

 

骨折れた経験した事がある人は分かると思うが、

 

その瞬間は

 

ボキッッッ

 

鈍い音がする。

 

折れた骨は、すぐの修復は不可能。

 

しばらくの安静期間に入る。

 

骨がくっつくまではひたすら我慢。

 

だが、、、

 

骨を折る事以外に、折れる音を聞く事がある。

 

正確に言うと、音ではなく、

 

音が鳴ったように

 

という感覚みたいなものだが。

 

昨夜、練習から帰って、日本対バーレーン戦を見た。

 

結果が分かって見るのはつまらないが。。。

 

国を代表する戦いは、面白い。

 

意地・プライド。

 

色んなものを背負う覚悟は、画面越しからも伝わる。

 

そんな代表戦。

 

日本代表のパフォーマンスは素晴らしかった。

 

最後まで攻撃の手を緩めない。最後までハードワークする姿勢。ボールへの執着心。

 

勝つに相応しかったと思う。

 

一方、バーレーン。

 

ホームゲーム。

 

たくさんの声援の中、落としてはいけない試合だったように思うが、

 

3点目が入った瞬間、完全に心が折れた音がした。

 

それからは、見るに耐えれないくらいつまらない試合。

 

観客も、そそくさと家路につく。

 

あの折れる瞬間って何だろう?

 

色々思う。

 

おそらくピッチには、まだやれると思ってる選手、もうダメだって思った選手。

 

混在してる。

 

集団というのは、誰かのリーダーシップで、劇的にプラスに変化する事もあれば、

 

誰かの失態で、劇的にマイナスに変化する事もある。

 

混在してるのであれば、

 

いかようにも変化できるはずが、

 

バーレーンは、骨が折れたかのように修復不能状態に陥った。

 

骨が折れる。心が折れる。

 

両者の決定的な違いは、

 

猶予があるかどうか。

 

心が折れるには、ボキッという瞬間までのしばらくの猶予(折れそうみたいな時間)

 

そして、折れた瞬間に音がする事もない曖昧さは、

 

まだまだ修復可能な猶予を残す。

 

つまりは、、、

 

折れない心の強さは、

 

この猶予の時間にあるのではないかと思う。

 

折れそうになりかけても踏ん張る。

 

折れたと思ってもすぐ立ち直る。

 

音がならない曖昧さは、猶予期間。

 

そう思って、その瞬間に遭遇した時は諦めない。

 

この繰り返しで心は強くなっていくんだろう。

 

諦めない事をコツコツ。

 

昨日、練習で、紅白戦をした。

 

バーレーンのように、心が折れて、最後はゲームにならなかった。

 

心が折れた状態を2つ見た昨日。

 

簡単に折れてはいけないと感じた。

 

今日は、朝からオーシャンアローに乗り、長崎へ。



帰りはチャンポンでも食べてから帰ろう。

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